新生信託銀も暴力団融資
2013.11.1 07:19
新生銀行は31日、子会社の新生信託銀行による系列信販会社アプラスを経由した融資に、暴力団関係者らとの取引が十数件あることが分かったと発表した。みずほ銀行以外の大手銀行グループで、信販会社を通じた反社会的勢力への融資が判明したのは初めて。
みずほ銀行の暴力団融資問題を受け、アプラスが顧客を審査し新生信託が融資する提携ローンを点検し直したところ、十数件の暴力団関係者ら反社会的勢力への融資が見つかった。
新生銀の当麻茂樹社長が同日の決算発表会見で明らかにした。新生信託はすでにアプラスに返済を肩代わりさせる対応をとり、取引を解消。再発防止策として新生銀とアプラスは反社会的勢力の情報共有を始めた。当麻社長は会見で「(融資の)入り口で反社会的勢力をチェックするシステムが不十分だった」と述べた。
新生信託銀行は新生銀行の完全子会社で平成8年に長銀信託銀行として設立。拠点は東京都中央区にある本店の1店のみで、金銭信託、不動産信託など信託業務を手掛ける。平成25年3月期の信託財産額は約2・2兆円で従業員数は58人。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131101/fnc13110107200001-n1.htm