2023年4月22日土曜日
2003年、中国科学院は武漢ウイルス研究所に中国本土初[注釈 1]となるバイオセーフティレベル4(BSL-4)の実験施設を設置することを承認した。2014年末、フランス政府のCIRI研究所(英語版)と共同で、3億元(4,400万米ドル)をかけてWIVの国立バイオセーフティ研究所の建設が完了した[8][9]。新しい実験棟には、3000m2のBSL-4スペースがあり、さらに20のBSL-2と2つのBSL-3実験室が存在する[10]。BSL-4施設は、2017年1月に中国合格評定国家認可委員会実験室認可証書(CNAS)の認証を受け、2018年1月にBSL-4レベルの研究施設「中国科学院武漢国家生物安全実験室」を開所した(後述)[8][11]。バイオセーフティーレベル4(BSL-4)の研究所では、SARS、H5N1型インフルエンザ、日本脳炎、デング熱などの危険度の高いウイルスや、炭疽菌の研究を可能とする最高レベルの設備が必要となる[12]。
そうして設置された中国科学院武漢国家生物安全実験室は、テキサス大学医学部付属ガルベストン研究所(英語版) や[13]、また、カナダ政府からも資金援助を得ていた科学者キュウ・シャンガオ(Xiangguo Qiu)とその夫ケディング・チェン(Keding Cheng)が、2019年7月になんらかの非公開の理由でカナダから護送されるまでは、カナダの国立カナダ微生物学研究所(英語版)とも関係があり[14]、また武漢ウイルス研究所の研究者は、コロナウイルスに関する機能獲得研究においてアメリカの研究者とともに協力している[15]。
研究所を建設する際には、多くの安全対策が考慮された。氾濫原から離れた場所に建設され、また、この地域は地震の経験がないにもかかわらず、マグニチュード7の地震にも耐えられるように作られている。研究員の多くは、フランスのリヨンにあるBSL-4研究所にて研修を受けている[8]。また、オーストラリア、カナダ、アメリカにおいても講習を受けた後、研究所の正式な開所前に所内で改めて研修を受けている[10]。分子生物学者、 リチャード・H・エブライトをはじめとするアメリカの科学者は、同研究所を「ウイルス学と免疫学で世界レベルの研究を行っている世界的な研究機関」として、コウモリ由来のコロナウイルスの研究で世界をリードしていることを評価した一方で、2004年4月頃に中国・北京のウイルス研究所でSARSコロナウイルスの流出事故(バイオハザード、アウトブレイク)が発生していることから、中国のBSL-4研究所の拡大計画の進捗と規模に懸念を示している[13]。
カナダ議会でも中国のウィルス研究が議題に もはや常識となりつつあるコロナ研究所説
2021.05.01
《ニュース》
カナダ下院の特別委員会(CACN)はこのほど、2019年に中国出身の科学者がエボラウィルスなどを中国に持ち出したことに関して、公衆衛生庁(PHAC)などの責任者を追及する姿勢を明らかにしました。
《詳細》
カナダの国立微生物学研究所(NML)に所属する中国出身の科学者・邱香果(チィ・シィングゥ)氏と夫の成克定(チォン・クァディン)氏は2019年3月、エボラウィルスとペニパウィルスを持ち出しました。さらに、これらのウィルスは中国・武漢ウィルス研究所に輸送されたと見られています。
同年7月、これを受けてNMLは同夫妻と一部の中国人留学生を解雇しましたが、PHACは、邱氏らの解雇はあくまでもウィルスの持ち出しとは無関係と説明しています。
しかし、今年3月に行われた公聴会で、PHACの最高責任者イアン・スチュアート氏はプライバシーの問題などを理由に、邱氏らの解雇理由などの調査情報の提供を拒否。同じく招集されたNMLの副所長代行のギョーム・ポリクイン氏は、武漢ウィルス研究所に持ち込まれたウィルスは、抗ウィルス剤の研究などに使用されると発言しました。
そこで、CACNは5月10日に、スチュアート氏とポリクイン氏を再び招集する予定。武漢研究所に持ち込まれたウィルスが、ウィルスの致死性や感染力を高める「機能獲得研究」に使用された可能性が、公聴会の争点になると見られています。
https://the-liberty.com/article/18344/
2023年3月2日木曜日
カナダのトルドー首相、ワクチン義務化抗議のデモ対策に緊急事態法発動
カナダのジャスティン・トルドー首相は14日、新型コロナウイルスワクチンの接種義務化に抗議する国内各地のデモについて、事態収束のため政府に一時的に特別な権限を与える緊急事態法を発動したと発表した。
カナダのこの法律が実際に使われるのは初めてだという。
https://www.bbc.com/japanese/video-60376828
カナダP4実験室の感染症学者が中国軍研究者と共同研究 元情報官「非常識」
2021/05/22更新: 2021/05/22カナダで唯一のバイオセーフティーレベル4実験室(P4実験室)を有する国立微生物学研究所(NML)の感染症学者7人が、中国軍の研究者とエボラ出血熱やラッサ熱、リフトバレー熱などの感染症に関する共同実験を行い、2016~20年までに6本の研究論文を共同執筆していた。20日付のカナダ紙グローブ・アンド・メールが報じた。
それによると、中国人研究者の一人である閻飛虎(イェン・フェイフ)氏は、中国解放軍軍事医学研究院(以下、中国軍事医学研究院)に所属している。同研究院は、1951年に中国共産党の最高軍事医学研究機関として設立され、バイオテクノロジーのハイテク研究を進めている。
https://www.epochtimes.jp/2021/05/73372.html
1 件のコメント:
4と2に14へ行けと言っている ということ?
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