【日本学術会議】軍事研究の拡大防止へ 大学の審査実態を調査
12/21(木) 8:00配信
科学者の代表機関・日本学術会議が、軍事研究対策として、全国の大学が研究の適切さを審査する体制を設けているかなどを探る実態調査に乗り出す。
安倍政権は軍民両用研究の推進を掲げているが、年明けにもアンケートを実施し、各大学の対応状況を踏まえて、軍事研究の拡大を防ぐ新たな方向性を検討する。
防衛省や米軍資金などによる研究が国内の大学で広がっている実態を受けて、学術会議は今年3月、軍事研究に関する新たな声明を半世紀ぶりに決議。その中で軍事研究とみなされる可能性のある研究について、技術面や倫理面から適切かどうかを審査する制度を大学などの研究機関に設けるよう提言し、各学会にもガイドラインを設けるよう求めた。
一方、防衛省が公募する研究資金制度の予算額は大幅に増えている。今年度の同制度への大学からの応募は22件で、昨年度の23件とほぼ同じ結果だった。研究者の間にも審査制度を設けることに、さまざまな意見がある。
調査は、今秋就任した山極寿一新会長(京都大学長)らが計画。学術会議内の委員会で会員の意見を聞いた上で決定する。また、山極会長は「軍事と学術の距離の置き方を常に議論する場を設けたい」としており、軍事研究に対する議論を新体制でも継続する方針だ。【千葉紀和】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171221-00000011-mai-soci
北朝鮮と反米国家とイスラムテロリスト以外の国や組織への日本の軍事技術の漏洩は許しません!(爆wwwwwwwww
5 件のコメント:
日本の情報管理はザルどころか網の目すらない
駄々漏れですからなあ(笑)
ニンジャことスパイ天国だからしょうがないですな
御所のある国立大学はキムチしんぱおおいですし、チンコミサイル教徒にもなりやすいんでしょうw
そこの総長なら、さもありなんですw
軍事との距離を置く、OKね!
ならば、爆弾で成り立っているノーベル賞、全部辞退ね!
・・・という当然の帰結さえも整理できない、悲しい学者脳。
日本の学者は、学者という名称に値しない
どうもおかしいことが多い
なぜなのだろう
まともな学者や大学がほしい
2018.7.23 11:30
【話の肖像画】原子力規制委員会前委員長・田中俊一(1)原発事故から4日後の「ご進講」
原子力規制委員会前委員長・田中俊一氏(鵜野光博撮影)
〈昨年9月、5年間務めた原子力規制委員会の初代委員長を退任した。その後、福島県飯舘(いいたて)村に山荘を構え、月の半分をそこで過ごしている。今年1月には同村の復興アドバイザーを委嘱された〉
5月下旬、飯舘中学校で東大名誉教授の早野龍五先生に来てもらい、天体の授業をやりました。月までの距離を計算したり、生徒が自然現象に興味を持って、「何でこうなんだろう」と考えさせる授業です。企画や準備は全部自分でやっているから、皆さんが思うよりずっと忙しいんですよ。助手も誰もいないから。規制委員長のほうが暇でしたよ(笑)。言えば有能な職員がみんなやってくれますから。
〈規制委発足のきっかけは、東日本大震災による東京電力福島第1原発事故。平成23年3月11日のその時は、茨城県ひたちなか市の自宅で迎えた〉
揺れましたよ。震度6だもの。原発が大丈夫かと考えるところまでいかなくて、わが家が大丈夫かという状態。本は全部ひっくり返り、水は止まるし、電気も止まって何も見えない。情報が全くなかった。そうしたら、14日朝に日本学術会議の金沢一郎会長から電話がかかってきて、天皇陛下にご進講するようにとの依頼がありました。原発事故の説明ができて、かつ事故対応で忙しい原子力委員会の委員長などの現役ではない者を希望されていて、21年12月に原子力委員長代理をやめていた私に、ということだったようです。しかし、14日に電気は通ったものの、資料をそろえようもない。翌日の15日に来いといわれ、電車も止まっていて、もう大変でした。
〈資料を手書きで作って、夜中に車で上京し、15日午前のご進講に臨んだ〉
情報が少ない中で、ただ一つ申し上げたのは、「この事故は(1979年の)スリーマイル島原発よりはるかに大変な事故です。まだ今後どうなるか分かりません」ということでした。津波でポンプが流され、原子炉を冷却できない状態で、次の日には水素爆発しているわけだから、先々大変だとは予見できました。両陛下からはいろいろな質問が出て、50分の予定が1時間20分ぐらいになりました。次の日に陛下がビデオメッセージを出され、ただならぬ事態だから、全国民挙げて対処するようにというお言葉になっていました。ご進講でのやりとりは、そこに象徴されていると思っています。
〈陛下は16日のビデオメッセージで「現在、原子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ、関係者の尽力により事態のさらなる悪化が回避されることを切に願っています」と言及された〉
陛下には間違いのないメッセージを出していただきたいという気持ちはありましたが、私だって半分想像ですから。原子炉の中で何が起こっているか、詳しいことは全然分からない。ただ、ただならぬことが起きていることだけは分かっていました。(聞き手 鵜野光博)
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【プロフィル】田中俊一
たなか・しゅんいち 昭和20年、福島市生まれ。東北大学工学部原子核工学科を卒業し、42年、日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)入所。平成16年、同研究所副理事長。高エネルギー加速器研究機構とともに、最先端研究のためのJ-PARC(大強度陽子加速器施設、茨城県)を整備した。19年、原子力委員会委員。22年、高度情報科学技術研究機構会長。24年、原子力規制委員会委員長。29年9月に退任し、30年1月から福島県飯舘村復興アドバイザーを務める。
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