2017年5月20日土曜日

ナンカイサザエさん


サザエ、230年ぶり「命名」=従来の学名は別の種-岡山大

新たに学名が付けられた日本のサザエ(写真左、岡山大の福田宏准教授提供)と中国のナンカイサザエ(同右、国立科学博物館の亀田勇一博士提供)

 日本で広く知られている貝類のサザエには正しい学名が付いていなかったと、岡山大が19日発表した。18世紀に付けられた学名はあったが、中国産の別の種に付けられたものと判明。約230年ぶりに、新たに「Turbo sazae(トゥルボ・サザエ)」と命名された。
 サザエは近年まで、現生種は1種しかないと考えられていた。1995年になって、貝殻のとげの長さや間隔などの特徴が異なる中国産のサザエが、ナンカイサザエという別の種であることが分かった。

1767年に紹介され、日本産のサザエを指す学名のもとになったスケッチ。中国産のナンカイサザエの特徴を示しているという(岡山大提供)

 岡山大の福田宏准教授は、学名が付けられた18世紀から19世紀にかけての欧州の文献を調査。1786年に付けられたサザエの学名「Turbo Cornutus(コルヌトゥス)」は、すべてナンカイサザエを指していたことが判明した。
 福田准教授が学名を調べ直そうと思ったのは、昨年夏にポツダム宣言受諾を描いた映画をテレビで見たのがきっかけ。「サザエの学名を誰が付けたか知っているか」という昭和天皇のセリフに、貝類の研究者として興味を持ち調べた。セリフは創作と分かったが、経緯を調べるうちに今回の発見につながった。
 福田准教授は「厳密に言えば、サザエはずっと生物学的に認知されていなかったことになる」と指摘。「すべてを疑い、うのみにせず一度検証することだと改めて感じた」と話している。(2017/05/19-20:28)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051901299&g=soc


site://tokumei10.blogspot.com サザエ


、、、(爆wwwwwwwww

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

特定被災者のための被災地訪問
戦没者も同様(笑)

<陛下>退位議論に「ショック」 宮内庁幹部「生き方否定」

 天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。陛下の考えは宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられた。

 陛下は、有識者会議の議論が一代限りで退位を実現する方向で進んでいたことについて「一代限りでは自分のわがままと思われるのでよくない。制度化でなければならない」と語り、制度化を実現するよう求めた。「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」とも話していて、政府方針に不満を示したという。

 宮内庁関係者は「陛下はやるせない気持ちになっていた。陛下のやってこられた活動を知らないのか」と話す。

 ヒアリングでは、安倍晋三首相の意向を反映して対象に選ばれた平川祐弘東京大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授(故人)ら保守系の専門家が、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」などと発言。被災地訪問などの公務を縮小して負担を軽減し、宮中祭祀(さいし)だけを続ければ退位する必要はないとの主張を展開した。陛下と個人的にも親しい関係者は「陛下に対して失礼だ」と話す。

 陛下の公務は、象徴天皇制を続けていくために不可欠な国民の理解と共感を得るため、皇后さまとともに試行錯誤しながら「全身全霊」(昨年8月のおことば)で作り上げたものだ。保守系の主張は陛下の公務を不可欠ではないと位置づけた。陛下の生き方を「全否定する内容」(宮内庁幹部)だったため、陛下は強い不満を感じたとみられる。

 宮内庁幹部は陛下の不満を当然だとしたうえで、「陛下は抽象的に祈っているのではない。一人一人の国民と向き合っていることが、国民の安寧と平穏を祈ることの血肉となっている。この作業がなければ空虚な祈りでしかない」と説明する。

 陛下が、昨年8月に退位の意向がにじむおことばを表明したのは、憲法に規定された象徴天皇の意味を深く考え抜いた結果だ。被災地訪問など日々の公務と祈りによって、国民の理解と共感を新たにし続けなければ、天皇であり続けることはできないという強い思いがある。