元俳優の根津甚八さん死去
12月29日 17時44分
俳優としてテレビや映画、舞台で活躍した根津甚八さんが、29日、東京都内の病院で亡くなりました。69歳でした。
根津さんは昭和22年に山梨県で生まれ、大学を中退して昭和44年にアングラ演劇界のカリスマ的な存在だった唐十郎さん率いる劇団「状況劇場」に入団し、端正な顔だちと憂いを帯びた演技で劇団の看板俳優となりました。
昭和53年にはNHKで放送された大河ドラマ「黄金の日日」で、根津さんが演じた大盗賊・石川五右衛門が一躍、ブームとなり、これをきっかけに全国的な人気を得ました。
平成13年の連続テレビ小説「ほんまもん」では、料理人を目指すヒロインの職人かたぎの父親を演じたほか、数多くの映画にも出演し、昭和57年の「さらば愛しき大地」では薬物に手を染めて転落していく男を演じ、日本アカデミー賞の主演男優賞を受賞しました。
根津さんは、平成13年ごろから目の病気を患って体調を崩し、徐々に仕事を減らしていましたが、平成16年に車を運転中に人身事故を起こしてからは表舞台から姿を消し、その後俳優業を引退していました。
所属事務所によりますと、根津さんは、29日昼ごろ、東京都内の病院で肺炎のため亡くなったということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161229/k10010824211000.html
根津 甚八(ねづ じんぱち、1947年12月1日 - 2016年12月29日)は、日本の元俳優で演出家、脚本家。本名、根津 透(ねづ とおる)。山梨県都留市出身。ユマニテ所属。芸名は、真田十勇士の根津甚八に由来する。劇団「状況劇場」所属時に、主宰の唐十郎が苗字の「根津」に合う芸名として命名した[2]。
人物
- 歯科医師の家の三男として生まれる。日本大学第三高等学校卒業、獨協大学外国語学部フランス語学科中退。1969年、唐十郎が主宰する劇団・状況劇場に入団。状況劇場には1979年まで在籍した[3]。
- 1978年にはNHK制作の大河ドラマ『黄金の日日』に石川五右衛門役で出演、翌年には同局制作の『失楽園'79』、映画『その後の仁義なき戦い』などで主演した。黒澤明監督の映画にも何度か主要な登場人物役で出演している(1980年の『影武者』、1985年の『乱』)。2007年にユマニテに所属。
- 2002年頃から右目下直筋肥大という顔面の病気を患い活動を縮小していた。
- 2004年7月に交通事故を起こし、被害者を死亡させた[4]。警察の調べに対し「安全確認が足りなかった」と供述した。その後しばらくの間活動を停止していたが、2006年5月よりブログを運営している(2008年2月より休止中)。
- 2009年、雑誌『週刊現代』8月22・29日合併号に掲載された夫人の手記において、うつ病を患っていることが明らかにされた。持病の椎間板ヘルニアも悪化しており、療養生活を送っていた。
- 2010年9月、俳優業を引退することを公表した。演出家や脚本家としての活動は行うが、テレビ出演など表舞台には立たないとしている[5]。また同時に、夫人の取材と回想によって闘病生活と俳優時代を回顧した『根津甚八』(根津仁香著、講談社)が刊行された。
- 2015年、石井隆監督の要望に応え、映画『GONIN サーガ』に出演し、一度限りの銀幕復帰を果たした[6]。
- バイク好きでも知られており、ヤマハRZ250、ホンダCM400、ヤマハDT50など所有していた時期もある。
- 2016年12月29日、東京都内の病院で肺炎のため死去[7][8]。
→DeNA
、、、(爆wwwwwwwwww
1 件のコメント:
来年も団長のエントリが「爆wwwwwwww」で満たされます様に
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