陸上自衛隊員48人 食中毒で入院 野営訓練中 静岡
7月27日 20時25分
今月静岡県御殿場市で、陸上自衛隊が行った野営訓練で集団食中毒が発生し、症状を訴えた隊員150人余りのうち、48人が入院していたことが分かりました。
御殿場保健所によりますと、静岡県御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場で、隊員400人が参加する野営訓練が今月3日から9日間の日程で行われました。
途中の10日の夕方になって、隊員154人が下痢や腹痛といった症状を相次いで訴え、このうち、症状の重かった48人が入院しました。現在は全員回復しているということです。
連絡を受けた保健所が調べたところ、一部の隊員から大腸菌に似た「エシェリキア・アルバーティー」という菌が検出されたことから、保健所は集団食中毒と判断しました。原因となった食べ物など、詳しいことは分かっていないということです。
保健所によりますと、この菌は平成15年に発表された新種で、ことし5月に沖縄県を修学旅行で訪れた愛知県の高校生260人余りが、症状を訴えた食中毒でも検出されています。
エシェリキア・アルバーティーが原因か 5例以上の食中毒
「エシェリキア・アルバーティー」は2003年にバングラデシュで初めて報告された細菌です。大腸菌などと同じ腸内細菌科に属します。
動物の体内や井戸水の中などにいると考えられていて、ヒトのほか、ハトやネコ、ブタ、鶏肉などからも検出されたことがあります。
ヒトが感染すると下痢などの消化器の症状を起こし、2003年には福岡で弁当を食べた20人が、2013年には熊本県でサラダなどを食べた70人が「エシェリキア・アルバーティー」が原因と考えられる食中毒を起こすなど国内でもこれまでに5例以上の集団食中毒が報告されています。
感染を防ぐには、ほかの食中毒対策と同様に、石けんや流水を使った手洗いのほか、調理の際は十分に加熱を行うなどの対策が有効だということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010611071000.html
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