中国当局、人権派弁護士ら100人超を拘束か
2015年07月13日 20時25分
【北京=竹内誠一郎、広州=比嘉清太】中国で人権派弁護士や活動家が相次いで拘束されている問題を巡り、共産党機関紙・人民日報と国営新華社通信は12日、公安当局が「重大犯罪グループ」の摘発を行っていると伝え、官製メディアとして初めて摘発の事実を報じた。
人権活動を支援するインターネットサイト「維権網」によると、すでに100人超が拘束、連行されており、弁護士らは「権力の乱用」と反発している。
維権網によると、重点摘発を受けたのは北京鋒鋭弁護士事務所。運営者の周世鋒弁護士、著名女性弁護士の王宇氏らが拘束され、ネットで支援表明するなどした複数の弁護士らも一時、拘束された模様だ。
公安当局は今年5~6月、黒竜江省で政府への抗議運動を起こした陳情者を「金で雇った」などとして同事務所の元スタッフら関係者を拘束。これを機に、摘発を拡大しているとみられる。官製メディアは、同事務所が「真相を知らない群衆やネットユーザーをあおり立て、政府に対する不満を扇動した」と指摘している。
中国では2011年にも、チュニジアの政変になぞらえて「中国版ジャスミン革命」と呼ばれる民主化要求が広がった際、全国で弁護士が次々と拘束された。今回はそれを上回る規模で、維権網によると9日から始まった摘発は19の省、市などに広がっているという。
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