香川県三豊市の郊外で全身が真っ白なカラスが見つかり話題になっています。
白いカラスが見つかったのは、三豊市財田町郊外の住宅街で、先月中旬、この地区に住む大矢俊則さんが自宅の裏山の木で巣を作っていたカラスを撮影しました。
この白いカラスは、羽を広げると体長がおよそ50センチほどで、全身が真っ白な羽根で覆われているほか、通常は黒いくちばしや足も薄いピンク色になっています。
このカラスは9日も住宅の屋根や電柱で黒いカラスに混じって飛び回ったり羽休めをしたりする様子が見られました。
写真を撮影した大矢さんは「最初見たときはハトかと思ったので、カラスだと分かったときは驚きました。地域で静かに見守っていきたい」と話していました。
日本野鳥の会香川県支部によりますと、この白いカラスは額が平たい形をしていることやくちばしが細長いことから「ハシボソガラス」とみられ、
突然変異で色素が十分に作れなくなり白くなったのではないかということです。
日本野鳥の会香川県支部の矢本賢支部長は「体の特徴からカラスだと判断できる。白いカラスはほかの県での目撃例はあるが香川県内ではほとんど見つかっておらずとても珍しい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150709/k10010144941000.html
ハシボソガラス(嘴細烏、学名:Corvus corone)は、鳥綱スズメ目カラス科カラス属に分類される鳥。
英名のCarrion Crowは「死肉を食うカラス」を意味するが、実際は後述のとおり植物質を好む。
全長50cmほどで、全身が光沢のある黒色をしており、雌雄同色。 外から見える羽は黒いが、皮膚に近いところの短い羽毛はダウンジャケットのように白く柔らかな羽毛で、寒さに非常に強く冬も平気で水浴びをする。 地肌の色は黒っぽい灰色。脚とクチバシも黒色である。 突然変異で白い個体が出現することもあり、これはアルビノまたは白変種と考えられる。
ハシブトガラスに似るがやや小さく、嘴が細く上嘴があまり曲がっていないところと、額(嘴の上)が出っ張っていないところで判別できる。
ハシブトガラスが森林に生息していたのに対し、本種は人里近くに生息し住み分けてきた。 かつて日本で「カラス」といえば本種を指したが、都市部へハシブトガラスが進出したため、「日本のカラス」の座をハシブトガラスに譲ることになった。実際に、都市化にともないハシブトガラスが個体数を増やしているのに対して、本種は個体数を漸減している。
学名の種小名 corone は、一般には鳴き声に由来していると考えられているが、白いカラスを従えていたギリシャ神話の太陽神アポローンの愛人、コローニスに由来しているという説もある。
狩猟鳥ではあるが、今日肉を食用に供することはまずなく、もっぱら煩瑣な手続きを経ることなく農業害鳥として駆除できるのに役立つ程度である。ただし世界的には中国や西洋において、古来より薬用として食べてきた歴史があり、いわゆるゲテモノとしてではなく一般的な食材に供した例も洋の東西を問わず世界的には多々ある。
日本においては北海道の一部、秋田県、長野県、岐阜県などでかつて食用に供されてきた。なかでも有名なのが長野県上田市のカラス田楽という郷土料理である。岐阜県においても、大正中期ごろまで地元の肉屋でカラス肉が売られていたという。
、、、(爆wwwwwwww
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