2015年7月9日木曜日

倉吉グンゼ11月閉鎖 進出から80年以上

倉吉グンゼ11月閉鎖 進出から80年以上2015年7月7日

大手下着メーカーのグンゼ(本社・大阪市北区、児玉和社長)の100%子会社で、ランジェリーファンデーション製造の倉吉グンゼ(鳥取県倉吉市福吉町、渡辺春男工場長)が11月に事業所を閉鎖することが6日、分かった。

倉吉グンゼは、1933年に設立された郡是製糸工場倉吉工場を前身とし、80年以上の歴史を刻む。市の基幹産業の一翼を担った繊維工場が、また一つ姿を消すことになった。

現在の従業員は73人で、このうち68人が正社員、5人はパート・契約社員。8月末ごろをめどに操業を停止する予定。再雇用先として関連会社のグンゼ久世工場(岡山県真庭市)、梁瀬工場(兵庫県朝来市)のほか、地元就職先について説明している。

グンゼにとっては、国内唯一の女性用下着製品の基幹工場だった。同社広報室によると、国内同業メーカーとの競争激化から、事業再編の一環として閉鎖を決めたという。製造のほとんどは中国・大連の工場に移管される。

http://www.nnn.co.jp/news/150707/20150707039.html




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