2014年2月20日木曜日

板橋区がホタル飼育施設の「ホタル生態環境館」(高島平四)の廃止を検討




ホタル館問題「成虫持ち込み証言も」 飼育担当は「あり得ぬ」
2014年2月20日

板橋区がホタル飼育施設の「ホタル生態環境館」(高島平四)の廃止を検討している問題で、区議会区民環境委員会が十九日に開かれ、区側は「ホタルの成虫を(外部から)持ち込んでいたという関係者の証言がある」と説明した。これに対し、飼育担当をしていた区職員は本紙の取材に「あり得ない」と反論。今後、区の調査が注目される。 (村松権主麿)

委員会で区は、一月二十七日に実施した幼虫の生息数調査の結果を報告。温室内のせせらぎの二十七カ所を調べ、ゲンジボタルの幼虫二匹を捕獲し、全体では二十三匹と推測した。ヘイケボタルはゼロ。餌となる巻き貝のカワニナの総数は約九百六十匹とされた。

区は従来、幼虫や成虫の生息数調査をホタル館に任せ、結果報告を受けていた。飼育担当者によると、昨年夏に飛んだ成虫は約一万匹。委員からは「今回の調査結果は少なすぎる」と疑問が出た。区側は、川底の生物を数える国と同じ手法で調査しており、問題はないと説明。ホタル館では過去に成虫が持ち込まれていたという関係者の証言を明らかにしたが、「事実確認はしていない」とした。

一方、一月の調査後、別の部署に配置転換され、辞表を提出した飼育担当者は「言い掛かりで信用問題にかかわる。ホタル館では卵から成虫への世代交代が続き、みんなの見える場所で産卵とふ化があった」と強調した。

委員は「区の責任として説明するべきだ」と求め、区は「(事実関係の)調査を継続する」と答弁。「ホタル館への区民の評価は高く、廃止に突き進むのはおかしい」という委員には「決定に区民の声を反映させるのは当然だが、どこまで反映させるかは財政状況や政策の優先度による」と答えた。

委員らは区民向けに存廃方針の説明会を開くよう要望し、区側は実施を約束した。委員会ではホタル館の存続を求める陳情も審議したが、結論は出ず継続審議となった。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140220/CK2014022002000119.html



、、、(爆wwwww

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

国民の生活が第一  ホタル (笑)