2013年6月21日金曜日

李登輝元総統が中国共産党との接点明かす

  台湾の李登輝元総統(90)は、戦後の台湾大学時代に仲間と結成した団体が、中国共産党に「吸収」されていたことを明らかにした。李登輝氏をめぐっては、青年時代に中国共産党に入党したとの疑惑が指摘されていたが、自ら同党との接点を認めたのはこれが初めてだ。

李氏は19日、戒厳令時代に政治犯が投獄された台湾東部沖の緑島で、台湾メディアの質問に答えた。

20日付の台湾各紙によると、李氏は戦後編入した台湾大学に在籍中、社会主義を研究し、台湾の民主化に貢献することを目的として、仲間4人とともに学内組織「新民主学会」を結成した。その後、組織の仲間が中国共産党に吸収されたものの、李氏本人は同党に同調できないと考え、「退会した」と語った。

李氏の共産党入党歴については、李氏と同じく台湾出身の旧制台北高校OBで、のちに北京に逃れて中国人民政治協商会議常務委員など中国側で要職についた呉克泰氏(故人)らが、「2度入党、2度離党」と証言していた。

しかし、李氏はこれを否定。李氏は、学内組織を退会後は台湾を離れるため米国留学を志したという。一方で、政治思想犯に特別な敬意を抱き、これが総統在任中、国民党独裁による白色テロの犠牲者への謝罪につながったと語った

戦後の国共内戦期に、中国共産党は台湾への浸透工作を強め、国民党政権の転覆を図っていた。共産党に加わった学内組織の仲間は、その後中国大陸に逃亡したり、国民党政権によって投獄、処刑されたという。

MSN産経 2013.6.21 01:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130621/chn13062101300000-n1.htm










、、、(w

1 件のコメント:

ご近所 さんのコメント...

おや?オイラがこの前出張に逝った石川県白山市の某ホテルの部屋にあった資料に載ってたお名前がw