2012年3月7日水曜日

宮永浩明@セラーテムテクノロジー & チャイナ・ボーチー

裏口上場、元取締役が提案=中国の買収企業を紹介-セラーテム架空増資

 ジャスダック上場の情報処理サービス会社「セラーテムテクノロジー」の架空増資事件で、元取締役宮永浩明容疑者(46)が、中国企業にセラーテムを事実上買収させる「裏口上場」を提案していたことが7日、関係者の話で分かった。同社社長池田修容疑者(38)らがこれに同意し、実行されたとみられる。
 東京地検特捜部は、中国人脈を持つ宮永容疑者が中国企業をセラーテムに紹介するなど、中国側による支配を主導したとみて調べている。
 逮捕容疑によると、セラーテムは中国のソフトウエア会社「北京誠信能環科技」を子会社化するために増資するという虚偽の内容を発表。増資は架空で、発行新株を北京誠信の株主が取得することで、公表された事実とは逆に同社側がセラーテムを買収していたとされる。(2012/03/07-04:56)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date1&k=2012030700045


CFOの宮永浩明について「財新網」がこう書いている(訳:筆者)。

「智能電網の謎」

宮永浩明は2000年にセラーテムに入社するが、2002年に病気退職する。2006年9月、宮永浩明は「中国博奇環保科技(チャイナ・ボーチー)」の高級副総裁(日本管掌)になる。この会社は、2007年8月に最初に東京証券取引所に上場した中国企業となった。

宮永浩明は中国博奇CEOの白雲峰を通じて、趙広隆と庄瑩という「金主」をセラーテムに引きずり込んだ。2009年6月1日にセラーテムは、英領バージン諸島のペーパーカンパニーたる「WCI」「NLG」に株式を引き受けてもらった*1。

誠信理事の環文革、趙広隆、庄瑩と白雲峰は、北京電力系統の国営企業勤務経験を持ち、庄瑩は同時に誠信の顧問に就任した。

EDINET(有価証券報告書)による宮永浩明の履歴は以下のとおり。

平成6年4月 丸紅株式会社入社
平成12年4月 同社IT事業部門ソリューション事業部マネージャー就任
平成12年10月 当社取締役CFO経営管理本部長就任
平成15年5月 株式会社カルミア・アセットマネジメント代表取締役就任
平成17年5月 株式会社駐車場綜合研究所社外取締役就任
平成18年7月 株式会社ジャパンバイオクオークション社外監査役就任(現任)
平成18年9月 北京博奇電力科技有限公司副総裁就任
平成20年8月 北京博奇電力科技有限公司上級顧問就任(現任)
平成21年6月 当社顧問就任
平成21年7月 当社CFO就任(現任)
平成21年9月 当社取締役就任(現任)
http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20100904


、、、(w

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

宮永はもともと中国人で、来日して京都大学で学んだ後、日本に帰化。丸紅を経て00年にセラーテムに入社した
http://facta.co.jp/article/201009041002.html

匿名 さんのコメント...

ハッカー集団、バチカンのサイト攻撃=カトリック教会の腐敗糾弾
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012030800080