イラン不正送金を摘発…経済制裁の核関連企業へ
経済制裁を受けているイランの企業に無許可で送金していたとして、警視庁公安部は23日、東京都港区の海運代理店業「ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン」役員、水嶋邦明容疑者(64)(神奈川県鎌倉市)ら同社社員3人を外為法違反(無許可支払い)容疑で逮捕した。
送金先は、核・弾道ミサイル関連物資の輸送を手がけるイラン国営海運会社の関連会社で、同国への送金が規制された2007年以降、不正送金の摘発は初めて。
発表によると、水嶋容疑者らは11年11月と12年2月の2回、品川区の海運会社を通じてイランの船舶会社「ハーフィゼ・ダルヤー・シッピング・ラインズ」(HDSL)のシンガポールの関連会社名義の口座に計1400万円を不正に支払った疑い。3人は容疑を否認している。
(2013年1月23日18時17分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130123-OYT1T00768.htm?from=ylist
「イラン以外と貿易」と口座開設=ダミー会社設立し隠蔽-不正送金事件で・警視庁
イランに対する経済制裁措置に絡む不正送金事件で、外為法違反容疑で逮捕された海運会社「ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン」役員水嶋邦明容疑者(64)らが、「イラン以外の国との中東貿易に使う」などと偽り、送金用の口座を開設していたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。
口座はベン社が制裁実施後に設立した関連会社の名義で、警視庁公安部は、違反を把握しながら、会社ぐるみで偽装工作をしていたとみている。
水嶋容疑者らは、イラン国営の海運会社「イランイスラム共和国シッピングラインズ」(IRISL)の関連会社で、2010年9月に制裁の対象になった同国の海運会社「ハーフィゼ・ダルヤー・シッピング・ラインズ(HDSL)」に運賃名目で不正送金した疑いで逮捕された。
捜査関係者によると、水嶋容疑者らは制裁実施後の11年1月に関連会社「アトラス・シッピング」(東京都品川区)を設立。運賃はアトラス社の口座からHDSL側に送られていた。アトラス社の口座を開く際には、「取引先に制裁対象の会社は含まれていない」などと、銀行側に虚偽申告をしていたという。
アトラス社にはベン社の元社員などが在籍。HDSLが送金を依頼するメールやファクスは直接ベン社に届いており、公安部はアトラス社はイラン側との取引を隠蔽(いんぺい)するためのダミー会社とみている。
ベン社は04年ごろから、日本企業がIRISL側に貨物を依頼する際、代理店として手続きを独占。年間1億円以上の手数料を得ていたという。(2013/01/23-22:12)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013012301051
外航船舶代理店業協会・・・
4 件のコメント:
制裁違反:派遣イラン人が不正送金主導か
イラン国営海運会社(IRISL)などに対する不正送金事件で取締役ら3人が外為法違反容疑で逮捕された「ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン」(東京都港区)に、IRISLからイラン人の男(45)が派遣されていたことが、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁公安部はこの男が不正取引を主導した疑いがあるとみており、事件への関与を調べている。
捜査関係者によると、男はIRISLの日本代表の肩書で08年8月に来日。ベン社の本社内にオフィスを構え、両社の「連絡役」だったとみられる。
10年9月、イランの核開発に絡む国連安保理決議を受けIRISLへの支払いが禁じられると、ベン社は11年1月に「アトラス・シッピング」(品川区)を設立。ア社を通じIRISLとの取引を続けたとされるが、男もア社にオフィスを移して働いていたという。男はその後、11年12月に帰国したとされる。
テヘランにもあるのさ
Atlas Shipping Co.
不正送金先のイラン企業、北朝鮮に代理店 海運事業展開
http://www.asahi.com/international/update/0124/TKY201301240131.html
送金先のイラン企業グループが北朝鮮に複数の代理店を持ち、両国間で海運事業を展開
日本からの送金が両国の核開発資金として使われた可能性
日本のあやとり
むかーし広島に住んでた時に
車のエンジンブロックの加工をする内燃機屋さんに中東人のアルバイトが居た事思い出しましたw
呼び名はイラン君(そのまんまwww
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