2008年8月8日金曜日

グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンでウラン漏れ再び

先月9日に続きコレで二回目ですね・・・
その前の事故発生は1975で33年間無事故だったようですが・・・(w
原子力潜水艦「ヒューストン」の放射能漏れの件とか、
航行中に起きた火災によって横須賀基地への配備が遅れている原子力空母「ジョージ・ワシントン」とか、
まあ裏では色々ありそうですね。(w

原発燃料製造会社で再び放射能漏れ、一人が被ばく/横須賀
社会 2008/08/08  
原発の燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」(横須賀市内川二丁目)の工場で八日、放射性物質が飛散し、男性作業員一人が被ばくした。

 施設外への放出は確認されておらず、作業員の被ばくもごく微量で人体には影響がないという。同社工場では七月九日にも男性作業員一人が被ばくする事故を起こしたばかり。

 同社によると、事故は八日午前九時半から同十時前の間に発生。加工したウラン燃料のかすを燃料用に再処理する施設内で、装置の点作業中に作業員が手順を誤り、被ばくしたらしい。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiiaug0808195/






グローバル社作業員被ばく:報告は6時間半後 保安院、社長に厳重注意 /神奈川
 核燃料の加工作業中に微量の放射性物質のウランが飛散する事故が発生し、男性作業員(23)が被ばくした「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」(本社・横須賀市内川2)。作業員に健康被害はなく、重大事故には至らなかったものの、経済産業省原子力安全・保安院への報告は発生の6時間半後。米原子力空母の配備を控える横須賀にとって、不安を残すことになった
 同社によると、事故の発生は9日午前5時25分ごろ。核燃料の原料となる「二酸化ウランペレット」を製造する過程で、ウラン粉末を流し込む金属製パイプ(長さ約5メートル)からウラン粉末約8グラムが飛散した。パイプの真ん中付近にあるふた(直径約15センチ)を清掃後に閉め忘れていたという。

 同社では75年、3・5キロと2・8キロのウラン飛散事故2件が起きているが、被ばくした人はいなかった。【吉田勝】
毎日新聞 2008年7月11日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080711ddlk14040172000c.html

06年から2年間 「ヒューストン」横須賀など寄港
 外務省は7日、米原子力潜水艦「ヒューストン」から微量の放射性物質(放射能)を含む冷却水が漏れていた問題で、放射能漏れは06年6月から08年7月までの約2年間続いていたことが確認されたと発表した。同日、在日米大使館から外務省に連絡があった。その結果、新たに同原潜が横須賀基地(神奈川県)に寄港中にも放射能漏れがあったことが判明した。
 外務省によると、米側からは7日朝に口頭で連絡があり、午後に文書で正式に報告が届いた。それによると、放射能漏れがあった2年1カ月間でヒューストンは佐世保基地(長崎県)へ06年7月から08年4月までに5回、計16日間寄港。放射能の推定放出量の合計は13キロベクレル未満。横須賀基地は07年1月の1回、5日間寄港して3・5キロベクレル未満。ホワイトビーチ基地(沖縄県)へは07年3月から08年3月まで5回寄港し、計9日で6・3キロベクレル未満の放射能を放出したとしている。
 漏れた放射能の総計は、22・8キロベクレル以下で、ラドン温泉2リットルが含む放射能だという。米側は「漏えい量は極めて少なく、人体、海洋生物、環境を危険にさらすものではない」と説明したという。しかし米側は漏えいが始まった時期を06年6月と特定した理由を日本側に説明していない。外務省は「米側に説明を求めている状況」という。
 米海軍は、ハワイで先月24日に行われた定期点検中に、原子炉のある推進システムとつながる配水管のバルブから冷却水がしみ出ていることを発見し、同月31日(日本時間1日午後)、日本に連絡。日本政府は2日午前、同原潜の寄港先として当初判明した長崎県と佐世保市、沖縄県に通報した。【古本陽荘】
毎日新聞 2008年8月8日 東京朝刊

米原子力空母:複数乗員がたばこ投げ捨て火災に
��日、横須賀での任務を原子力空母ジョージ・ワシントン(左)と交代するため、米サンディエゴに入港した空母キティホーク=吉富裕倫撮影 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)吉富裕倫】米海軍横須賀基地に配備される原子力空母「ジョージ・ワシントン(GW)」と随伴艦を指揮する第5空母打撃群司令官、リチャード・レン少将が7日(日本時間8日)、サンディエゴの海軍航空基地で会見した。5月のGWの火災原因とみられるたばこの投げ捨てが、複数の乗員によって行われた可能性を明らかにした。
 レン少将は「5000人以上の乗員のうち1人か2人が規則に違反したかもしれない」と述べた。また、懸念が高まっている原子力潜水艦「ヒューストン」の放射能漏れ事故について「検知不可能なほど小さな漏れ」と指摘。原子力空母の安全性は「戦闘中でも安全に建造されている」と強調した。
 火災の損傷を修理中のGWは、通常型空母「キティホーク」から乗員の一部が移り、21日に出港し、9月下旬に横須賀に入る予定。
http://mainichi.jp/select/world/news/20080808k0000e030028000c.html

1 件のコメント:

いろいろ さんのコメント...

放射能漏れ原潜の入港「拒否」=長崎県が外務省に伝達
米原子力潜水艦ヒューストンから微量の放射能を帯びた冷却水が漏れていた問題で、
長崎県は8日午後、外務省に対し、安全性が確認されない限り、
同艦の佐世保への入港は受け入れられないとの立場を伝えた。
ただ、日米地位協定は米軍が使用している施設
および区域に米艦船が出入りすることを認めており、
地方自治体に入港を拒否する権限はない。
 同県の古川弘防災危機管理監が、外務省日米地位協定室に電話で伝達。
これに対し、同室は「地元の懸念は承知しており、
米側に引き続き原因究明と再発防止を求めていく」と答えた。
古川管理監はこの後、取材に対し「量ではなく、漏れていた事実が問題だ。
県民の生活を脅かす問題であり、
県として強い姿勢を示す必要があった」と説明した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008080800596