コメ偽装、解明へ始動 県警、家宅捜索
2013年10月25日
四日市市の米穀販売会社「三瀧商事」によるコメ偽装は二十四日、県警の同社などに対する家宅捜索で刑事事件に発展した。偽装米は過去最大の四千四百トンに上る。事件の全容解明に向け、県警は百人態勢で関係箇所から次々と資料などを押収した。
三瀧商事と隣接する関連会社「ミタキライス」の捜索は午前九時すぎに始まった。伊勢湾岸自動車道みえ朝日インターチェンジ近くの中小企業の工場が多い地区に、五階建てのビルや工場、倉庫が並ぶ。捜査員は約四十人。いったん午後四時十五分ごろ、帳簿や伝票などが入った段ボール箱五十個をトラックに積み込んだ。捜索は夜になっても続いた。
本社ビルのブラインドや工場のシャッターは閉じたままで、時折、従業員が裏口から出入りするだけ。服部洋子社長(74)はこの日も姿を見せなかった。
架空取引に関わったとされる同族会社の「ジャパンゼネラル」には午後零時半すぎに捜査員六人が入り、段ボール三箱分を押収した。同社の代理人弁護士らによると、九月四日付で破産に向けた準備に入っている。
近くに住む主婦は「社員とは話したこともなかった。何をしているか分からなかったので、警察には全容を解明してほしい」と望んだ。
三瀧商事が主食用として販売するのを知りながら加工用米を横流ししたとされる「稲垣製茶」では、三時間ほどの捜索で段ボール箱五個を押収。稲垣剛社長(42)は「取引先や消費者を裏切ったことを重く受け止め、捜査にしっかり協力する」と反省の言葉を口にした。
「榊原商店」では事務所と製茶工場、倉庫、榊原一博社長(63)の自宅の四カ所を捜索。榊原社長によると、三瀧商事に加工用米を横流しした際の伝票などが押収されたといい、「警察からは今後も捜査に協力するように言われた。事の重大さをあらためて認識し、一日も早く信頼回復に努めたい」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20131025/CK2013102502000010.html
第三銀、12億円不良債権か 農産品輸入業者が整理通知
【松阪】第三銀行(松阪市京町、岩間弘頭取)は五日、農産品輸入卸売業「ジャパンゼネラル」(四日市市新正三丁目、服部俊昭社長)から債務整理の開始通知を受理したと発表した。同社に対する同行の債権は五日現在で十二億七千三百万円。同行は「不良債権となる可能性もある」としている。
同行によると、通知は同行に対し、ジ社の債務残高が分かる書面の提出を求めている。破産手続きも視野に入れた文言が盛り込まれているという。ジ社の委託を受けた弁護士事務所を通じて四日、同行に届いた。
同行は「財務諸表などの書類を見返しても、経営状況は決して悪いとは言い難く、ジ社が直ちに破綻する理由が見当たらない。ジ社の経営状況について把握するため、情報収集に努めている」としている。
同行などによると、ジ社は平成四年七月に設立し、資本金は一千万円。昨年六月期決算の売上高は約八十九億円。純利益七百万円を計上していた。食肉や穀物類の輸入や運動などの代行業務を手掛けている。
ジ社の社員は取材に対し、「状況が分からず、説明できる者も会社にいない。私自身ももう社員でないと告げられた。全て弁護士に任せているそうだが、どこの弁護士事務所かも分からない」
http://www.isenp.co.jp/news/20130906/news01.htm
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