東京の文具メーカーで経理などを担当していた男が、架空の取り引きを装うなどして370回にわたって自分の口座などに振り込んで、会社の金、およそ3億9000万円を着服したとして検察庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、東京・台東区の文具メーカー、「サンスター文具」の元経営企画部の課長で千葉県市川市の風見芳明容疑者(49)です。
さいたま地方検察庁の調べによりますと、風見容疑者は、「サンスター文具」の経営企画部の課長を務めていたことし4月までの3年余りで、架空の取り引きを装ったり、給料のデータを偽造し、元従業員など5人の給料の名目を使ったりして合わせて370回にわたって会社の銀行口座から自分の口座に金を振り込み、会社の金およそ3億9000万円を着服したとして、業務上横領などの疑いが持たれています。
認否について検察は明らかにしていませんが、会社の説明によりますと、ことし4月に国税局から指摘を受けて内部調査をした結果、風見容疑者が着服を認めたため、ことし5月に懲戒解雇処分にしたうえで、検察に告訴したということです。
「サンスター文具」の辰巳敏朗経営企画部長は、「大変遺憾です。今後コンプライアンスを徹底して再発防止に努めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121009/k10015619421000.html

