ローマ(CNN) イタリアのローマで29年前に起きた少女行方不明事件に教会の元神父が関与した疑いが浮上し、ローマ法王庁に対して事実関係の究明を求めるデモ行進が27日行われた。
デモ行進には行方不明になっている女性の兄弟をはじめ数百人が参加。少女の写真を掲げ、バチカンのサンピエトロ広場に向かってデモ行進した。
イタリアの検察はこの前日にCNNの取材に対し、少女誘拐に関与した疑いでローマ市内の教会の神父だった男性から事情を聴いていることを明らかにした。この男性は犯罪組織のメンバー4人とともに捜査の対象になっているという。男性は1991年に職を辞しており、メールでコメントを求めたが返信はなかった。
行方不明になっているのはローマ法王庁職員の娘のエマヌエラ・オルランディさん。15歳だった1983年6月22日夕、音楽学校で目撃されたのを最後に消息を絶ち、以後29年にわたってマフィアによる犯行説からローマ法王庁関与説までさまざまな憶測が飛び交ってきた。
警察は2週間前、匿名で寄せられた情報をもとに、ローマ法王庁の特別許可を得て市内の教会にある犯罪組織トップの墓を掘り起こして捜索を行った。墓の中からは人骨の入った金属容器が多数見つかったが、鑑定の結果が出るまでには数週間から数カ月かかる見通し。
エマヌエラさんの兄弟のピエロ・オルランディさんは「ローマ法王庁はこの事件について本格的な調査を開始して欲しい」と要望。ローマ市長を務めたウォルター・ベルトローニ氏は「ローマ法王庁の態度は変化し、以前より協力的になっている」との見方を示し、事件について情報を持っている人がいれば名乗り出てほしいと呼びかけている。
借金大王様も色々大変ですなあ・・・(w





