2021年2月16日火曜日

インド政府当局 環境活動家グレタ・トゥンベリと米副大統領のめいのミーナ・ハリスにロックオン!



【2月15日 AFP】インドの農業改革法に反対する農家の抗議運動に関してスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さんがツイッター(Twitter)に上げた情報の作成に関与した疑いで、インドの環境活動家が当局に身柄を拘束された。

 インド南部ベンガルール(バンガロール、Bangalore)出身のディシャ・ラビ(Disha Ravi)さん(22)は13日、身柄を拘束された。警察はラビさんが、インドの抗議運動に関する情報が書かれた「ツールキット」と呼ばれている文書の「作成と流布の首謀者」だとしている。

 ツールキットには、農家の抗議運動に関する基本情報のほか、抗議集会への参加方法、オンラインで運動を支援する方法などが書かれていた。デリー(Delhi)警察は、ラビさんとその仲間は、この文書をグレタさんと「共有していた」と述べている。グレタさんは今月に入り、この文書をツイートしていた。

 ラビさんは、グレタさんが主導して世界各地に広まった地球温暖化対策を求める運動「フライデーズ・フォー・フューチャー(Fridays For Future、FFF、未来のための金曜日)」をインドで始めた一人。

 インドでは昨年11月以降、政府の農業改革に関する新法に反対し、数万人の農家が首都ニューデリー郊外で野営を続けている。デモはヒンズー教至上主義を掲げるインドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相にとって、2014年の政権掌握以降、最大の試練となっている。

 米歌手リアーナ(Rihanna)さんやインド出身の母を持つカマラ・ハリス(Kamala Harris)米副大統領のめいミーナ・ハリス(Meena Harris)さんも農民の抗議行動についてツイートしている。

 これに反発したインド政府はソーシャルメディアのプラットフォームを追及し、交流サイト(SNS)大手の米ツイッターに農業改革に反対する農家の抗議集会についてツイートした数百のアカウントを停止するよう要請している。

 著名人のツイートを受けて、警察は今月5日、インド政府への「不満と悪意」をあおった者たちの捜査を開始。デリー警察はツイッターで、ラビさんらのグループは北部パンジャブ(Punjab)州の分離独立を目指す勢力と共同で活動していたと明らかにした。抗議行動をしている農家の多くはパンジャブ州から来ている。(c)AFP

2021年2月15日 13:43
https://www.afpbb.com/articles/-/3331716


ミーナ・ハリスはマズいんじゃまいか?(爆wwwwwwwwwwwww

 

10 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

無能な味方

改め

無脳な見方w

草木 さんのコメント...

<Total News World> より

It’s no coincidence that the world’s oldest democracy was attacked not even a month ago, and as we speak, the most populous democracy is under assault. This is related. We ALL should be outraged by India’s internet shutdowns and paramilitary violence against farmer protesters. https://t.co/yIvCWYQDD1 pic.twitter.com/DxWWhkemxW

— Meena Harris (@meenaharris) February 2, 2021

ミーナ・ハリスは「イスラム主義者や共産主義者」に支持されている「暴力的な農民デモ」を煽動しているとして国民から反発を受けている


彼女が最初に削除してから編集版を再投稿したこのツールキットの露出は、調査を含む愛国心が強いインドの国民からの激しい反発を引き起こしました。

2020年2月、ジョージ・ソロスは、世界的に「ナショナリズムと戦う」ための10億ドルのイニシアチブを開始すると発表し、彼の主要な目標をドナルド・トランプ米大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、インドのナレンドラ・モディ首相とした。

イスラム主義者と共産主義者もまた、インド政府を不安定化させる努力を支援するために団結しました。

匿名 さんのコメント...

団長!
国家としての国境と、とあるお方方々の権益国境って別なんですよね。
最近の中国の領海侵犯についてはどう思いますか?

匿名 さんのコメント...

パキスタンも無関係じゃないよねー?


http://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/SW_S-asia/IM.html

インディアン・ムジャーヒディーン

インディアン・ムジャヒディン(IM)
Indian Mujahideen
米国FTO(2011年9月19日)

主な活動地域
インド

組織の概要
「インディアン・ムジャヒディン」(IM)は,「インド学生イスラム運動」(SIMI)の強硬派メンバーが南アジアにイスラム国家を樹立することを目的として設立したとされるイスラム過激組織である。メンバー及び支持者は数百人とされる。

逮捕されたIM幹部の供述によると,IMには,「サハブディン・ゴウリ旅団」(インド南部攻撃部隊),「モハンマド・ガズナヴィ旅団」(インド北部攻撃部隊),「シャヒード・アル・ザルカウィ旅団」(要人暗殺及び挺(てい)身攻撃部隊)及び「メディア部門」の四つの部門があるとされる。

IMは,爆弾による連続攻撃手法を用いることで知られる。IMは,2007年11月のインド北部・ウッタル・プラデシュ州ラクナウ,ヴァラナシ及びファイザバード3都市での連続爆弾テロ,2010年12月のヴァラナシでの爆弾テロ,2011年9月のニューデリーでの爆弾テロ,2013年10月に東部・ビハール州パトナでの「インド人民党」(BJP)政治集会会場で発生した連続爆弾テロなどに関与したとされる。

このほか,2008年11月のムンバイ同時多発テロ事件では,「ラシュカレ・タイバ」(LeT)を支援したとされるほか,SIMi, 「ハルカトゥル・ジハーディ・イスラミ」(HUJI)及び「ムハンマド軍」(JeM)などと関係を有するとされる。

インド政府は,2010年1月,IMをテロ組織に指定した。





匿名 さんのコメント...

連投失礼、続き

http://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/SW_S-asia/LeT.html

ラシュカレ・タイバ(LeT)
Lashkar-e-Tayyiba(注1)
カシミール地方及びパキスタン東部・パンジャブ州を拠点に活動するスンニ派過激組織。イスラムによるインド亜大陸の統治を主張。

別称:
① Lashkar-e-Toiba,② Lashkar-i-Taiba,③ al Mansoorian,④ al Mansooreen,⑤ Armyof the Pure,⑥ Army of the Righteous,⑦ Army of the Pure and Righteous,⑧ Paasban-e-Kashmir, ⑨ Paasban-i-Ahle-Hadith, ⑩ Pasban-e-Kashmir, ⑪ Pasban-e-Ahle-Hadith, ⑫ Paasban-e-Ahle-Hadis, ⑬ Pashan-e-ahle Hadis, ⑭ Lashkar e Tayyaba,⑮ LET,⑯ Jamaat-ud-Dawa,⑰ JUD,⑱ Jama'at al-Dawa,⑲ Jamaat ud-Daawa, ⑳ Jamaatul-Dawah, ㉑ Jamaat-ul-Dawa, ㉒ Jama'at-i-Dawat, ㉓Jamaiat-ud-Dawa,㉔ Jama'at-ud-Da'awah,㉕ Jama'at-ud-Da'awa,㉖ Jamaati-ud-Dawa,㉗ Falah-i-Insaniat Foundation(FIF)
(1) 設立時期
1990年

(2) 活動目的・攻撃対象
ア 活動目的
活動目的は,イスラムによるインド亜大陸の統治とされ,同目的を達成するため,まずインド管理下のジャム・カシミール州をパキスタンに帰属させ,インド北部に新たなイスラム国家を建設した後,インド南部にもイスラム国家を建設することを目指しているとされる。

イ 攻撃対象
インドを主要な攻撃対象とし,1993年以降,ジャム・カシミール州において,インド軍及び市民を対象とした多数のテロを行っているほか,インド主要都市において政府及び軍施設を中心に攻撃を実行している。また,米国及びイスラエルも敵視しており(注2),2008年11月のムンバイ同時多発テロ事件(注3)では,ユダヤ教施設も攻撃したほか,米国人及びイスラエル人を殺害している。このほか,アフガニスタンでは,駐留外国軍やインド権益などに対する攻撃への関与も指摘されている。

(3) 活動地域
カシミール地方(パキスタン管理下のアザド・ジャム・カシミール及びインド管理下のジャム・カシミール州)やパキスタン東部・パンジャブ州ラホールを中心としたパキスタン全域及びアフガニスタン東部。

(4) 勢力
数千人程度とされる(注4)。アフガニスタン国内には300~500人(注5)。

匿名 さんのコメント...

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(5) 組織・機構
ア 指導者,幹部
(ア) ハフィズ・ムハンマド・サイード(Hafiz Muhammad Saeed)
別名:
ハーフィズ・ムハンマド・サイード(Hafiz Muhammad Sa'id),ハフィズ・モハンマド・サヒブ(Hafiz Mohammad Sahib),タタ・モハンマド・サイド(Tata Mohammad Syeed),ハフィズ・ジー(Hafiz Ji)
「マルカズ・ダワ・ウル・イルシャド」(布教・教示センター,MDI)(注6)及びその軍事部門とされるLeTの設立者であり,MDIを改称(2002年)した「ジャマート・ウッダワ」(JUD)(注7)最高指導者。1950年6月5日生まれ。パキスタン・パンジャブ州出身。パキスタン国籍。

パキスタンのラホール工科大学でイスラム学の教鞭(べん)を執っていたが,ソ連のアフガニスタン侵攻を機に,アフガニスタンに入国し,オサマ・ビン・ラディンに大きな影響を与えたパレスチナ人イスラム学者アブドラ・アッザム(注8)と面識を持ったとされる。

2001年12月,ラホールで記者会見を開き,LeT最高指導者の地位を辞し,マウラナ・アブドゥル・ワヒド・カシミーリを後継者に指名した(注9)が,その後も実質的指導者として活動しているとされる(注10)。

国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会は,2008年12月,LeT及び「アルカイダ」の活動に関与したとして,同人を制裁対象に指定した。パキスタン当局は,ムンバイ同時多発テロ事件(2008年11月)後,同人を自宅に軟禁したが,パキスタン最高裁は,2010年5月,同人が同テロ事件に関与した証拠がないとして,自宅軟禁を解く判決を下した。2017年1月,同人は,再度,JUD関係者数人と共に自宅軟禁に処されたが,その後,同年11月に同処分を解かれた後,2019年7月に財政面でのテロ支援容疑で拘束され,同年12月に起訴されるなど,拘束・軟禁及びその解除が繰り返されている。

(イ) マウラナ・アブドゥル・ワヒド・カシミーリ(Maulana Abdul Wahid Kashmiri)
2001年12月,サイードによってLeT指導者に指名された人物(注11)。

(ウ) ハフィズ・アブドゥル・ラフマン・マッキ(Hafiz Abdul Rahman Makki)
副指導者。政治部門責任者。1948年頃の生まれ。パキスタン・パンジャブ州出身。ハフィズ・ムハンマド・サイードの義理の兄弟。米国国務省及び財務省によると,同人は,過去,LeTの渉外部門トップを務めたことがあり,同組織の資金集めに関与したとされ,2007年頃には,LeTの訓練施設及びLeTと関係を有するマドラサに資金提供を行ったとされる。2019年5月,パンジャブ州政府は,ヘイトスピーチの疑いで同人を拘束した。

(エ) ハフィズ・アブドゥル・サラム・ブッタヴィ(Hafiz Abdul Salam Bhuttavi)
別名:
ハフィズ・アブドゥル・サラム・バットヴィ(Hafiz Abdul Salam Bhattvi)
LeT共同設立者の一人。1940年生まれ。パキスタン・パンジャブ州出身。同国籍。同人は,少なくとも過去2回,ハフィズ・ムハンマド・サイードが当局に拘束された際に,サイードの代理人として同組織を指導していたほか,組織における主要なイスラム法学者として,同組織の活動を正当化するファトワ(法学裁定)を発出しているとされる。

国連安保理「アルカイダ」制裁委員会は,2012年3月,LeTの活動に関与したとして, 同人を制裁対象に指定した。

(オ) ザファル・イクバル(Zafar Iqbal)
別名:
ザファル・イクバール(Zafar Iqbal),マリク・ザファル・イクバル・シャフバズ(Malik Zafar Iqbal Shahbaz),ザファル・イクバル・チャウドリ(Zafar Iqbal Chaudhry),ムハンマド・ザファル・イクバル(Muhammad Zafar Iqbal)
LeT共同設立者の一人。1953年10月4日生まれ。パキスタン・パンジャブ州出身。同国籍。

同人は,これまでにLeT及びJUDの財務部門や教育部門などの主要ポストを担当したとされ,一時は組織ナンバー2でもあったとされる。

国連安保理「アルカイダ」制裁委員会は,2012年3月,LeTの活動に関与したとして,同人を制裁対象に指定した。

(カ) ザキウル・レフマン・ラクヴィ(Zaki-ur-Rehman Lakhvi)
別名:
ザキー・ウッ・ラフマーン・ラフヴィー(Zaki ur-Rahman Lakhvi),アブ・ワヒード・イルシャド・アフマド・アルシャド(Abu Waheed Irshad Ahmad Arshad)
作戦司令官。1960年12月30日生まれ。パキスタン国籍。

パキスタン当局は,2008年12月,ムンバイ同時多発テロ事件に関連して,パキスタン管理下のアザド・ジャム・カシミールで同人を逮捕したが,2015年4月,裁判所の保釈命令を受け,同人を保釈した。保釈後,同人は公然活動を控えていたが,2018年2月には,パンジャブ州で組織運営のための募金活動を主導したとされる。

同人は,「アルカイダ」関連組織から資金提供を受けるなど,LeTの資金調達活動で重要な役割を果たしたほか,作戦司令官として,チェチェンやボスニア,アフガニスタンなどでの作戦及び訓練を主導したとされる。また,2004年には,イラク駐留米軍に対する攻撃を実行するため,メンバーをイラクに派遣するなどしたとされる。

国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会は,2008年12月,LeT及び「アルカイダ」の活動に関与したとして,同人を制裁対象に指定した。

(キ) マフムード・モハンマド・アフメド・バハズィク(Mahmoud Mohammad Ahmed Bahaziq)
別名:
マフムード・ムハンマド・アフマド・バハーズィーク(Mahmud Muhammad Ahmad Bahaziq),アブ・アブドゥル・アジズ(Abu Abdul Aziz),シャイフ・サヒブ(Shaykh Sahib)
資金調達係。1943年又は1944年生まれ。インド出身。サウジアラビア国籍。

同人は,1980年代から組織設立のための主要な資金調達係として活動し,2003年には,サウジアラビアなどにおいて非政府組織(NGO)やビジネス関係者からの資金調達活動を調整したとされる。

国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会は,2008年12月,LeT及び「アルカイダ」の活動に関与したとして,同人を制裁対象に指定した。

(ク) アリフ・カスマニ(Arif Qasmani)
別名:
アーリフ・カスマーニー(Arif Qasmani),ムハンマド・アリフ・カスマニ(Muhammad Arif Qasmani),カスマニ・ババ(Qasmani Baba),ババ・ジー(Baba Ji)
渉外部門責任者。1944年頃の生まれ。パキスタン国籍。

同人は,他の組織との連絡・調整の責任者である。ムンバイ列車同時爆弾テロ事件(2006年7月)などのテロに関与したとされるほか,「アルカイダ」を資金面などで支援したともされる。

国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会は,2009年6月,LeT及び「アルカイダ」の活動に関与したとして,同人を制裁対象に指定した。

(ケ) モハンメド・ヤフヤ・ムジャヒド(Mohammed Yahya Mujahid)
別名:
ムハンマド・ヤフヤー・ムジャーヒド(Muhammad Yahya Mujahid),モハンマド・ヤフヤ・アジズ(Mohammad Yahya Aziz)
広報部門責任者。1961年3月12日生まれ。パキスタン・パンジャブ州ラホール出身。同国籍。

同人は,2001年中頃以前から,LeTの広報を担当していたほか,2017年8月には,JUDが設立した政治団体「ミリ・ムスリム・リーグ」(Milli Muslim League,MML)の決起集会に参加していたとされる。(注12)

国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会は,2009年6月,LeTの活動に関与したとして,同人を制裁対象に指定した。

イ 組織形態・意思決定機構
LeTは,ハフィズ・ムハンマド・サイード直属の最高司令官及び最高副司令官によって統率され,その下に複数の地域司令官及び副地域司令官が配置されているとされる。地域司令官は,活動地域を地区単位に分担し,各地区を司令官が管轄しているとされる(注13)。なお,国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会がLeTの別称として指定(2008年12月)しているJUDは,ラホール郊外の約200エーカー(約80万9,000平方メートル)の土地に本部を有し,パキスタン国内で,マドラサや出版社,病院,救急車サービスを提供する団体など計300か所以上を運営しているとされる(注14)。

匿名 さんのコメント...

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(6) 沿革
LeTは,1990年,MDIの軍事部門として設立された。同組織は,ジャム・カシミール州において,インド軍に対し,テロ攻撃を多数実行したほか,2000年12月のレッドフォート(デリー城)襲撃事件や2001年12月のインド国会議事堂襲撃事件など,インド首都圏でのテロを続発させ,地域情勢を緊迫化させた。

こうした状況を受け,米国国務長官は,2001年12月,LeTを外国テロ組織(FTO)に指定し,パキスタン政府も,2002年1月,LeTを非合法化した。国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会は,2005年5月,「アルカイダ」,オサマ・ビン・ラディン及び「タリバン」の活動に関与したとして,LeTを制裁対象に指定した。

一方,LeT最高指導者(当時)サイードは,2001年12月,LeTがパキスタン政府などによる資産凍結の対象となったことを受け,記者会見の場で,最高指導者の地位を辞し,マウラナ・アブドゥル・ワヒド・カシミーリが後任となることを発表するとともに,2002年には,MDIをJUDに改称し,以後,「JUDはLeTと関係がなく,いかなる武装活動も行っていない」と主張するようになったものの,国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会は,2008年12月,LeTの別称の一つとして,JUDを指定した。

(7) 最近の主な活動状況
ア 概況
LeTは,2008年11月のムンバイ同時多発テロ事件以降,大規模テロは実行していないものの,インド管理下のジャム・カシミール州において軍や治安当局などを標的としたテロを散発的に実行しているほか,アフガニスタンにおいてもテロ活動に関与しているとされる。同国で活動していた国際治安支援部隊(ISAF)は,2010年7月,同国東部・ナンガルハール州で「タリバン」司令官を拘束した際,「同『タリバン』司令官が,LeT戦闘員のナンガルハール州への流入を支援していた」と発表したほか,2014年5月に同国西部・ヘラート州で発生したインド総領事館襲撃事件については,LeTが実行したとされる(注15)。また,2015年7月に武装集団がインド北部・パンジャブ州で警察署を襲撃・占拠した事件への関与も指摘されている。

2016年7月には,「ヒズブル・ムジャヒディン」(HM)のカリスマ的幹部バルハン・ワニが治安部隊との銃撃戦(インド管理下のジャム・カシミール州)で死亡して以降,殺害に抗議する群衆と治安部隊の衝突が頻発する中,ハフィズ・ムハンマド・サイードは,パキスタン首都イスラマバードで,数千人の支持者を前に,同州における武装組織の活動を全面支援していくと演説した(注16)。その後も,2017年6月に同州で発生した警察官に対する襲撃事件などに関し,犯行を自認したほか,翌7月に発生したヒンズー教の巡礼者が乗ったバスに対する銃撃事件などへの関与が指摘されている。

国連安保理「アルカイダ」及び「タリバン」制裁委員会などが,LeTの別称の一つとして指定しているJUDは,2017年8月,政治団体「ミリ・ムスリム・リーグ」(MML)を結成し,MMLは政党組織として活動することを目指す旨を表明したが,米国国務省は,MMLをLeTの別称であるとしてFTOに指定(2018年4月)した(注17)。その後,MMLは,パキスタン下院総選挙(2018年7月)において,候補者を擁立しようとしたものの,選挙管理委員会から政党として認可されなかったため,既存政党である「アッラー・オ・アクバル・テヘリーク」(Allah-o-Akbar Tehreek,AAT)の所属にして候補者265人を擁立したが,全員落選(得票数は計約17万票)した(注18)。

イ 他勢力との連携
LeTは,「タリバン」と関係を有しているとされ,前述のとおり,「タリバン」メンバーがLeT戦闘員のナンガルハール州への流入を支援していたことがISAFによって確認されている。また,インドで活動する過激組織「インディアン・ムジャヒディン」(IM),「インド学生イスラム運動」(SIMI)などと近い関係にあるとされ,2008年11月のムンバイ同時多発テロ事件は,LeTがIMの支援を受けて実行したとされる(注19)。このほか,インド管理下のジャム・カシミール州を中心に活動するHMとは,LeT司令官の奪還作戦(2018年2月)を共同実施(注20)したとされ,その後,同司令官がHM構成員と共に森林地帯を行軍している映像が配信(注21)された。

ウ 資金獲得活動
LeTは,パキスタン,湾岸諸国,中東諸国及び欧州諸国(特に英国)で,寄附を募って活動資金を得ているとされる。特にパキスタン国内では,LeTのフロント組織が資金調達活動を公然と実施し,メディアで寄附を募ったとされる(注22)。また,インド管理下のジャム・カシミール州では,資金調達を目的に銀行を襲撃しているとされる。

エ リクルート活動及び訓練
戦闘で死亡したLeTメンバー900人以上の「伝記」を記したLeT発行の書籍及びパキスタン政府発表の統計に関する研究(注23)によると,LeTは,大半の要員をパンジャブ州各地でリクルートしており,リクルートされた者の平均年齢は約17歳とされる。また,2000年以降,若者の家族を通じてリクルートを行う傾向にあり,同年から2004年までの間では,リクルートされた若者の4割以上が家族を通じたリクルートであったとされる。このほか,リクルートされた者の平均学力は,一般的なパキスタン人男性の平均学力より高く,その60%が大学入試合格者であり,LeT戦闘員全体の識字率は95%を超えるとの指摘もある(注24)。

LeTは,リクルートした者に対し,主に3段階の訓練プログラムを用意しているとされる(注25)。第1段階は,3週間のプログラムであり,主に礼拝,体力強化及び基本的な武器使用訓練などを実施し,第2段階は,15日間のプログラムで,コーランの読誦(じゅ)や礼拝などを実施し,第3段階においては,上述のプログラムを通して選抜された者を対象とする3か月間のプログラムによって,ゲリラ戦の訓練や様々な武器の使用訓練などを行うとされる。

年 月 日 主要テロ事件,主要動向
90年  ハフィズ・ムハンマド・サイードが「マルカズ・ダワ・ウル・イルシャド」(布教・教示センター,MDI)の軍事部門として「ラシュカレ・タイバ」(LeT)を設立
00.12.22  インド首都ニューデリーの史跡レッドフォート(デリー城)の軍施設に侵入して銃を乱射し,兵士ら3人が死亡
01.12.13  ニューデリーの国会議事堂に侵入して警備員らに発砲し,警備員8人を含む9人が死亡,警備員13人を含む16人が負傷。同事件には,「ムハンマド軍」(JeM)も関与との指摘
05.10.29  ニューデリー中心部の3か所で連続して爆弾が爆発し,約60人が死亡,200人以上が負傷
06.7.11 ムンバイ列車同時爆弾テロ事件
インド中部・マハラシュトラ州ムンバイで,夕方のラッシュアワー時に,通勤電車や駅の8か所でほぼ同時に爆弾が爆発し,180人以上が死亡,800人以上が負傷
07.5.17  インド南部・アンドラ・プラデシュ州ハイデラバードのモスク「メッカ・マスジド」で,爆弾が爆発し,16人が死亡,40人が負傷。同事件は,「ハルカトゥル・ジハーディ・イスラミ」(HUJI)との共同作戦とも指摘
08.11.2 ムンバイ同時多発テロ事件
マハラシュトラ州ムンバイのタージマハル・ホテルを始め,鉄道駅,ユダヤ教施設,レストラン,病院などを襲撃し,邦人1人を含む166人が死亡,邦人1人を含む235人が負傷。同事件では,「インディアン・ムジャヒディン」(IM)がLeTを支援したとも指摘
14.5.23  アフガニスタン西部・ヘラート州に所在するインド総領事館を襲撃したが,死傷者なし
15.7.6  インド北部・パンジャブ州グルダスプルで,武装集団がバスに向けて銃を乱射した後,警察署を襲撃・占拠し,警察官や民間人7人が死亡,15人が負傷
16.6.25  インド管理下のジャム・カシミール州パンポレ近郊で,中央予備警察隊(CRPF)の車列を襲撃し,隊員8人が死亡,同20人が負傷
17.6.16  ジャム・カシミール州アナントナグ地区で,パトロール中の警察官を襲撃し,警察官6人が死亡
18.2.6  ジャム・カシミール州スリナガルで,2014年6月にインド警察に逮捕されたLeT司令官ナヴィード・ジャットナヴィード・ジャット(Naveed Jatt)を奪還するため,同人が健康診断のために移送された病院を襲撃し,警察官2人が死亡。LeT及び「ヒズブル・ムジャヒディン」(HM)の共同作戦であるとの指摘
18.6.14  ジャム・カシミール州スリナガルで,カシミール問題の平和解決を訴えるジャーナリスト及び同人の警護要員2人の計3人を射殺
19.8.20~21  ジャム・カシミール州で,治安部隊との銃撃戦が発生し,治安部隊員1人が死亡
19.9.11  ジャム・カシミール州ソポレ地区で,警察との間で銃撃戦が発生し,警察官2人が負傷

草木 さんのコメント...

「中村哲さん殺害、捜査当局が主犯格を特定 死亡の可能性(huffpost、2021年2月10日)」

 アフガニスタン東部で2019年にNGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師(当時73)が殺害された事件で、アフガン捜査当局がイスラム武装勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」の地方幹部でパキスタン人の男を主犯格と特定したことが、複数の捜査関係者への取材でわかった。TTPの報道担当者によると、男は1月末に死亡した可能性が高いという。男は生前、「(中村さんを)誘拐するつもりだったが、(共犯者が)殺してしまった」と周囲に話していたという。

匿名 さんのコメント...

カマラ 「オバチャン副大統領やってんねんから、インドのこと、黙っとき」
ミーナ 「いつでも正義の声をあげて、ゆうてたのオバチャンやんか。嘘つき~」
カマラ 「オバチャンかて、口先三寸で生きてきたの、今は我慢してるの。アンタも我慢しとき」
ミーナ 「嫌やー、そんな風見鶏みたいなオバチャンなんか、もう知らん」
(爆)

匿名 さんのコメント...

せめて本業(?)の環境云々だけ言ってりゃまだしもねえ
なんだかんだ言いだしはともかく
時間とともにあれもこれもやりだして
訳の分からんメタボ思想(?)集団になるんだよなー

その点マララは上手くやってるほうか?