日本チームの「ハクト(HAKUTO)」、期限内の月面探査できず ロケット打ち上げ困難で 民間初の月面探査コンテスト
民間初の月面探査コンテストに参加している日本チームの「HAKUTO(ハクト)」が、3月末の期限内に月面探査できない見通しとなったことが11日、関係者への取材で分かった。探査車の月への輸送を依頼したインドチームの資金難でロケット打ち上げのめどが立たなくなったため。
ハクトの探査車はインドチームが契約したロケットに相乗りする計画だった。ハクトは「最後まで他の手段を探る」としているが、間に合うように別のロケットを確保することは事実上不可能な情勢。ハクトはコンテストの期限を過ぎても、作製した探査車を何らかの手段で月に送る方針。
配信2018年1月11日 11時52分
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018011101000972.html
54名無しさん@1周年2018/01/11(木) 19:05:57.82ID:vqm5fQB00
Googleが「民間の宇宙船で月に行けたら○億円」とかやってたコンテストに参加して
アメリカのチームの着陸船に相乗りして探査機だけ送って賞金貰う予定だったのが
アメリカのチームが撤退したのでいけなくなり、
インドのチームに相乗りするつもりが、こっちもダメになってポシャった
HAKUTO(ハクト)[1] または正式名称ホワイトレーベルスペース(White Label Space)は、2008年にGoogle Lunar X PRIZEへの挑戦に触発された本業で宇宙開発に携わった経験者達によって設立された。HAKUTOの名称は日本の伝承の白兎に因む。チームはGoogle Lunar X PRIZEのための予算を世界各国の企業からの広告収入で賄う[2][3][要文献特定詳細情報]。
HAKUTOの現状は、「日本のみの民間によるチーム」と思われることが多いが、下記にあるように、様々な大学や、外国の研究所、制作機関なども協力しており、厳密には、日本を中心とした、多国籍の学術機関・民間機関が協力する、民間のチーム という解釈が正しい。詳細は下記「歴史」項を参照。
ただし、スポンサーとなっている団体は、全て日本の企業や団体である。特に、オフィシャルパートナーであるKDDIは、ローバー(月面探査車)である「SORATO」から、先ず月着陸船であるTeamIndus HHKへ通信を介して、更には地球へと通信波(720pのHD画質の動画が見られる程度の高速度通信)を8分程度送出させる等の、重要な通信ミッションにも携わっている[4]。
その他、サポート団体として、鳥取県のような地方公共団体、日本航空のような航空会社、更にはもとより宇宙開発に貢献してきたJAXAやJAMSS等も名を連ねている[5]。
歴史
2008年、オランダでホワイトレーベルスペースが設立された。2009年にチームはGoogle Lunar X PRIZEに登録した[6]。2010年9月10日、ホワイトレーベルスペース・ジャパンLLCが設立され有限会社として日本で登記された[7][要文献特定詳細情報]。
2012年6月11日に2作目の試作月面車(PM-2)の名称が "はくと" (「White Rabbit」)に決まった[6]。
2013年1月30日、活動拠点をオランダから日本に移転する事が発表された。この変更にはSteve Allenから日本で運営を主導していた袴田武史に主導権が移る事も含まれた[8][9] 。
2013年7月15日、チームは公式にチーム名をHAKUTO(ハクト)に変更した[1]。
2013年12月4日、チームはクラウド・ファウンディングにより3作目の月面車の試作車(PM-3)の開発資金を調達する事に成功した[6]。2014年2月19日、HAKUTOはマイルストーン賞の移動サブシステム部門の5チームの中の1チームに選ばれた[10]。
ハクトは2015年1月に発表された同レースのマイルストーン賞(中間賞)で月面移動サブシステム中間賞を受賞した[11]。
2016年後半にアストロボティック・テクノロジーのロケットに相乗りで打ち上げられる予定[11]であったが、その後2016年12月22日にチーム・インダスと、チームインダスが開発する月着陸船でHAKUTOに搭載されている「SORATO」を月面まで輸送する“相乗り”契約を締結したと発表した。インダスで相乗りを行う場合の打ち上げ予定日は2017年12月28日、打ち上げ場所はインド・シュリーハリコータのサティシュ・ダワン宇宙センターの予定である[12]。
活動拠点
袴田武史によって主導されるチームは日本を拠点とする。主導する技術者の吉田和哉は小惑星探査機『はやぶさ』の開発にも参加した東北大学の航空宇宙技術の教授である[13]。HAKUTOはispace社によって運営され東北大学の宇宙ロボット研究所によって支援される[14][15]。協力者達
2008年1月時点においてチームは9人の正式な協力者を擁した[16]。- 先進運営と技術サービス(Advanced Operations and Engineering Services) (AOES グループ BV) - 国際的な技術サービスと月面着陸機と月面車に関連する構造体、熱、推進装置の設計と分析の専門家による支援を担当
- スイス推進研究所 - 低予算でホワイトレーベルスペースミッションで使用される着陸用エンジンの開発は自社製のロケットエンジン試験装置を使用する。
- 東北大学 宇宙ロボット研究所 - 月面車の設計を担当
- エアボーン・コンポジッツ BV - 先進的な複合材の生産と宇宙と他の産業用の技術の開発と軽量高性能複合材製構造体の製造を担当
- Emxys - 計測器と科学と産業市場向けの制御用組み込み電子機器の設計と製造[17][18]
- ミュンヘン工科大学の宇宙技術グループ
- LunarNumbat - オーストラリアとニュージーランドのオープン・ソース技術をホワイトレーベルの宇宙ミッションを支援する新しいソフトウェアと電子機器の開発のために使用するチーム
- ヴロツワフ工科大学 - 航空宇宙通信機器の開発
- JAQAR スペース・エンジニアリング - 軌道設計とミッション分析の協力者
月面車
『ムーンレイカー』と子ローバーの『テトリス』で構成される[19][20]。だったが、現在では子ローバーの計画は無くなり、親ローバーの名称も変更となっている[21]。Xプライズ財団(X Prize Foundation)は1995年に設立された非営利組織。2004年にAnsari X Prizeを開催した団体である。
Xプライズ財団が様々な分野のコンペを開催する理由は、人類のための根本的なブレークスルーをもたらすことによって、新たな産業の創出と市場の再活性化を刺激することを使命としているからであり[1]、そのため、毎年、‘Visioneering’と呼ばれる会議に世界中から思想的リーダーを集めて議論することで、世界のどの挑戦課題がコンペで解決可能であるのか優先順位を付けている[1]。
主なイベント
- Ansari X PRIZE - 2004年に開催された民間による最初の有人弾道宇宙飛行を競うコンテスト。詳細はAnsari X Prizeの項を参照。
- Progressive Insurance Automotive X Prize - 超低燃費の実用的な自動車を開発するコンテスト
- Google Lunar X Prize - 民間による最初の月面無人探査を競うコンテスト。実施期間2007年9月-2015年12月31日。優勝賞金は2000万ドル。詳細はGoogle Lunar X Prizeの項を参照。
- Northrop Grumman Lunar Lander X CHALLENGE - ノースロップ・グラマンがスポンサーとなった垂直離着陸ロケットのコンテスト
- Wendy Schmidt Oil Cleanup X CHALLENGE - エリック・シュミットがスポンサーとなった海水から原油を回収するコンテスト。
- Qualcomm Tricorder X PRIZE - 各チームが製作した重量2.3kg未満の診断装置の機能と性能を競う競技[1]
- Archon Genomics X PRIZE - 2013年9月5日-10月5日に実施予定だったが、2013年8月22日に中止された。[2]。ゲノムの解読の速さやコストを競うコンテスト[2]。一人1000ドル以下で主催者側が示す正確性などの条件をクリアしたうえで、一ヶ月以内にもっともはやく解読を終えたチームに優勝賞金1000万ドルが贈られる予定だった[2]。
- Nokia Sensing XCHALLENGE - 個人の健康状態の情報取得の機能、精度を競うコンテスト[1]
- Shell Ocean Discovery XPRIZE - 自律型海中ロボットを使用して海洋底の精密な3次元地図を作成するコンテスト。
月の兎(つきのうさぎ)は、「月に兎がいる」という伝承にまつわる伝説。中国では
月の影の模様が兎に見えることから、「月には兎がいる」という伝承は日本をはじめ中国などアジア各地で古くからいわれている。また、兎の横に見える影は
『楚辞』天問では月(夜光)について語っている箇所に「夜光何德 死則又育 厥利維何 而顧菟在腹」という文があり、「
サンスクリットではシャシン(śaśin、「兎をもつもの」)、シャシャーンカ(śaśāṅka、「兎の印をもつもの」)などの語が月の別名として使われる。
日本における月の兎が描写された古い例には飛鳥時代(7世紀)に製作された『天寿国曼荼羅』の月に描かれたものなどがある[1]。鎌倉・室町時代に仏教絵画として描かれた『十二天像』では日天・月天の持物としての日・月の中に烏と兎が描き込まれている作例もみられる[2]。
満州(現在の中国東北部)では秋に満月を祝う「中秋節」に「月亮馬児」とよばれる木版刷りが壁に貼られたりするが、そこに兎は杵をもった姿で描かれていた[3]。
ミャンマーの仏教絵画の中にも日のなかには孔雀、月のなかは兎が描かれており、須弥山を中心とした世界観を示した仏教絵画などを通じて各地で描かれていたこともうかがえる[4]。タイでも月には兎が住んでいるという伝承があり、絵画などにも見られる。同国チャンタブリー県の県章(図参考)に見られる兎も、月の兎をデザインに配したものである。
、、、(爆wwwwwwwwww
3 件のコメント:
白頭
盛んにNHKが複数の特集番組で煽っていたが、ずっと違和感があった
ウサギというと昔、因幡さんも短パン薔薇ロックしてはりましたよね。
あれは目のやり場に困ったけど、今思えばスパンデックス推しやった思う。
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