2017年5月30日火曜日

ノリエガ元将軍死去


ノリエガ元将軍死去=米軍侵攻で失脚-パナマ

【サンパウロ時事】中米パナマで1980年代に軍政を率いたマヌエル・ノリエガ元将軍が29日、首都パナマ市内の病院で死去した。83歳だった。バレラ大統領はツイッターで「われわれの一つの時代が幕を閉じた」と哀悼の意を表した。

全盛期のノリエガ氏は、米中央情報局(CIA)の協力者だった疑惑が消えない。しかし、独裁が強まるにつれ米国との関係は悪化。89年の米軍のパナマ侵攻で失脚した。
軍や情報機関で頭角を現し、83年に国防軍司令官に就任。事実上の最高権力者として政治を掌握した。反政府活動家を弾圧し、自らの解任を試みた大統領を罷免に追い込むなど「独裁者」として振る舞った。
ノリエガ独裁下のパナマは南米産麻薬の対米密輸経由地、マネーロンダリング(資金洗浄)の拠点となっていた。89年1月に就任したブッシュ米大統領(父)は「麻薬戦争」の最大の標的としてノリエガ体制一掃を計画した。
89年5月のパナマ大統領選では、反ノリエガ派の勝利を強引に無効にしてノリエガ独裁体制は延命を図った。クーデター未遂が繰り返される混乱の中、12月に米軍が侵攻。ノリエガ氏はバチカン大使館に逃げ込んだが、年明けに投降した。
連行された米国で麻薬密輸をめぐる有罪判決を受けて獄中生活を送った。その後、2010年に資金洗浄の罪でフランスに身柄を引き渡された。翌11年にパナマに送還され、司令官時代に政敵殺害に関与した罪で母国でも投獄されていた。
15年に地元テレビの獄中インタビューに応じ「被害者に謝罪したい。部下にも謝りたい」と表明した。死期を悟り、恩赦へわずかな望みを抱いていた可能性がある。今年3月に脳腫瘍の手術を受けて以降、入院生活が続いていた。(2017/05/30-16:51)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017053000637&g=int









、、、(爆wwwwwww

0 件のコメント: