2017年2月1日水曜日

トランプ政権発足後初めての関税案件は韓国製品への反ダンピング予備関税

ドナルド・トランプ大統領就任後、米国が初めて韓国製品に対して反ダンピング予備関税賦課の判定を下した。予備関税とは、ひとまず関税を賦課した後、最終判定で違う判断が出ればそれに応じて差額を返したり、追加で賦課したりするものだ。

米商務省は27日、韓国から輸入された可塑剤(プラスチック製造に主に使用される化学物質)に対する反ダンピングについて調査した結果、予備関税の賦課を決定したことを明らかにした。

同省は「愛敬化学とLG化学は米国市場で製品を公正な価格よりも安く売り、ダンピングをしたものと判定した」として愛敬化学に3.96%、LG化学に5.75%の予備関税を賦課することにした。商務省はまた、今後韓国からの可塑剤を製造・輸出する全企業に4.47%の反ダンピング予備関税を課すことも決めた。

商務省の反ダンピング最終判定は今年4月に出る予定だ。業界関係者は「韓国製可塑剤は米国輸入市場で占有率56%と1位だが、ダンピング判定を受ければ価格競争力を失う」と語った。

今回の予備関税判定は、米国の化学メーカーが昨年6月、「韓国製可塑剤メーカーの低価格ダンピングにより被害を受けた」として米政府に24-48%の反ダンピング関税を課すよう要求したことに基づくものだ。

オバマ政権時代に調査に着手した件とは言え、今回の判定は強硬な保護貿易主義を宣言しているトランプ政権発足後、初めての決定であることから、韓国企業各社も神経をとがらせている。

これについて、「米国が昨年メッキ鋼板・熱延鋼板など韓国製鉄鋼製品に相次いで反ダンピング関税を賦課したのに続いて、韓国の石油化学産業に対して本格的なけん制を始めたのではないか」との見方もある。

可塑剤に加えて、米国の化学メーカーは昨年7月、韓国製合成ゴムに対して反ダンピング提訴をし、米政府が調査を行っている。

韓国の財界関係者は「『トランプ発の通商戦争』の影響が鉄鋼・石油化学に続いてどこに飛び火するかは予測が難しいため、不安が高まっている」と語った。

金承範(キム・スンボム)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/01/31/2017013100757.html


おめでとうニダ!(爆wwwwwwwwww

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

次はトヨタですかね

匿名 さんのコメント...

HIS、違法残業の疑いで強制捜査…書類送検へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170131-OYT1T50121.html?from=ytop_main4

匿名 さんのコメント...

China gives details of items banned from export to North Korea | Reuters
www.reuters.com
2017/01/25

匿名 さんのコメント...

日本などの鉄筋に反ダンピング関税、米国が暫定措置 | ロイター
http://jp.reuters.com/article/usa-steel-rebar-idJPKBN1685RQ

Business | 2017年 03月 2日 07:33 JST

[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省は1日、日本、台湾、およびトルコ製の鉄筋が不当に安い価格で米国に輸出されているとし、暫定的に反ダンピング(不当廉売)関税を課すことを決定した。

共英製鋼(5440.T)などの日本企業には209.46%、台湾メーカーには最大29.47%、トルコのメーカーには最大7.07%の関税が暫定的に課せられる。

コマーシャル・メタルズ(CMC.N)やニューコア(NUE.N)などが参加する米業界団体は、政府にダンピングの調査を求めていた。

商務省推計によると、2015年の日本製鉄筋の輸入は1億0869万ドル、台湾製は1757万ドル、トルコ製は6億7440万ドルだった。



米、日本などに制裁関税 鉄筋で仮決定 | 日刊工業新聞 電子版
http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00419516

(2017/3/3 05:00)

【ワシントン=時事】米商務省は1日、日本と台湾、トルコが鉄筋コンクリートの鋼材を米国に不当に安く輸出しているとして、反ダンピング(不当廉売)関税を適用する方針を仮決定した。正式決定の後、米国際貿易委員会(ITC)が認定すれば、制裁関税の適用が確定する。

商務省が日本に制裁関税の適用方針を仮決定したのは1月のトランプ政権発足後では初めて。税率は城南製鋼所(埼玉県川口市)、共英製鋼などの日本企業の製品が209・46%。台湾製品は最大29・47%、トルコ製品は最大7・07%だった。