安芸門徒の是松豊三郎

米イスラム団体、トランプ氏を提訴　他宗教も連帯表明
ロサンゼルス＝平山亜理
2017年1月31日19時58分

米国最大のイスラム教徒の人権団体「米イスラム関係委員会（ＣＡＩＲ）」は３０日、トランプ大統領を相手取り、中東・アフリカ７カ国の国民や難民の入国を一時禁止した大統領令を憲法違反として提訴した。

ＣＡＩＲロサンゼルス支部で開かれた記者会見では、大統領令が出された後、ロサンゼルスの空港の入管で、入国しようとしたイスラム教徒への人権侵害が相次いだと訴えた。

７８歳のイラン人女性は、息子たちに会うため合法的に入国しようとしたが、２６時間拘束され、糖尿病が悪化。救急車を要請したが、拒否されたという。また８カ月の乳児を連れたイラン人の母親も、食事も与えられずに１２時間拘束されたという。母親は米国の永住権を持っているにもかかわらず、永住権を放棄する書類に署名するよう強要されたという。ＣＡＩＲ側は「これは拷問だ」と訴えた。

会見にはヒスパニック系、ユダヤ教徒などの団体の代表者も参加。「イスラム教徒とともに闘う」と表明した。イスラム教徒の男性は「我々も、皆と同じように治安を懸念している。だが、この大統領令は、かえってテロの危険を増やしている」と話した。

ＣＡＩＲロサンゼルス支部のエイルーシュ事務局長は、第２次大戦時の日系人の強制収容を例に挙げ、「日系人を支援する人がいなかった当時と違い、今はイスラム教徒もヒスパニック系の指導者も、トランプ氏の大統領令の不正義に対して結束している」と語った。（ロサンゼルス＝平山亜理）

http://www.asahi.com/articles/ASK10426YK10UHBI011.html

グーグルの米検索ページ、大統領令と闘った日系人を掲載
ワシントン＝宮地ゆう
2017年1月31日18時17分

米検索大手グーグルは３０日、米国版の検索画面のトップページに戦時中の日系人の強制収容に反対し続けたフレッド・コレマツ氏の絵を掲載した。中東・アフリカ７カ国の国民や難民の入国を一時禁止するトランプ氏の大統領令に反対するメッセージと受け止められている。

コレマツ氏は１９１９年１月３０日、米国に移民した日本人の両親のもと、カリフォルニア州に生まれた。４２年にルーズベルト大統領が署名した大統領令によって始まった日系人の強制収容に対して、人種差別だと訴えて従わず、逮捕されて有罪判決を受けた。戦後も違法性を問い続け、判決が８３年に強制収容は人種差別などに基づくものだったとして覆されることにつながった。９８年、クリントン大統領から文民最高の栄誉にあたる大統領自由勲章を授与された。

２００５年に死去。カリフォルニアやハワイ州などは、誕生日の１月３０日を「フレッド・コレマツの日」に指定している。

グーグルは、コレマツ氏の「何かおかしいと感じたら、声を上げることを恐れてはいけない」という言葉とともにコレマツ氏の生涯を紹介した。（ワシントン＝宮地ゆう）
http://www.asahi.com/articles/ASK105GFWK10UHBI020.html

Fred Toyosaburo Korematsu (是松豊三郎 Korematsu Toyosaburō^?, January 30, 1919 – March 30, 2005) was an American civil rights activist who objected to the internment of Japanese Americans during World War II. Shortly after the Imperial Japanese Navy launched its attack on Pearl Harbor, President Franklin D. Roosevelt issued Executive Order 9066, which authorized that individuals of Japanese ancestry living on the West Coast were to be removed from their homes and forced to live in internment camps, but Korematsu instead challenged the orders and became a fugitive.
The legality of the internment order was upheld by the Supreme Court of the United States in Korematsu v. United States; this ruling has never been explicitly overturned.^[1] Korematsu's conviction for evading internment was overturned decades later after the disclosure of new evidence challenging the necessity of the internment, evidence which had been withheld from the courts by the U.S. government during the war.^[2]To commemorate his journey as a civil rights activist, the "Fred Korematsu Day of Civil Liberties and the Constitution" was observed for the first time on January 30, 2011, by the state of California, the first such commemoration for an Asian American in the United States. In 2015, Virginia passed legislation to make it the second state and first commonwealth to permanently recognize each January 30 as Fred Korematsu Day.^[3]^[4]^[5]The Fred T. Korematsu Institute was founded in 2009 to carry on Korematsu's legacy as a civil rights advocate by educating and advocating for civil liberties for all communities.