2016年11月25日金曜日

拉致問題の国際刑事裁判所付託「中露が協力的でない」 国連の北担当報告者が拉致救出議連などと会談

 北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者が24日、超党派の拉致救出議員連盟(会長・平沼赳夫元経済産業相)や拉致被害者家族、加藤勝信拉致問題担当相とそれぞれ東京都内で面会した。

 国会内で拉致議連のメンバーと意見交換したキンタナ氏は、北朝鮮の人権状況に関する報告書を来年3月に国連人権理事会へ提出することを明らかにし、この日の一連の面会が「報告書の作成にとって大変有用なものになる」と述べた。

 さらに、拉致問題などの人権侵害事案を国際刑事裁判所(ICC)に付託する作業が国連で進まない理由について「中国とロシアが協力的でない」と指摘した。

 その後、キンタナ氏と面会した加藤氏は「安倍晋三政権にとって拉致問題は最重要の課題だ。しかし、北朝鮮は真摯に対応するどころか核開発やミサイル発射などの挑発行為を繰り返している」と警戒感を示した。

 キンタナ氏は拉致被害者家族との意見交換に、加藤氏から受け取った拉致解決を訴えるブルーリボンバッジを着けて出席し、「家族と思いを一つに世界に対して(拉致被害の)状況を伝えるよう全力で取り組む」と強調した。

 横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の弟、哲也さんは「拉致被害者全員の帰国と、北朝鮮国民も豊かになることを祈っている。国連の力をお借りしたい」と訴えた。

http://www.sankei.com/politics/news/161125/plt1611250021-n1.html



2016年11月17日木曜日
ロシアが国際刑事裁判所(ICC)から離脱 
http://tokumei10.blogspot.com/2016/11/blog-post_59.html


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