善光寺大勧進貫主に辞任要求
長野市の善光寺大勧進の住職、小松玄澄貫主(82)が女性職員について差別発言をしたりセクハラやパワハラをしたりしたとして、善光寺傘下の天台宗の寺院の住職で作る団体と信徒の代表たちで作る団体が、小松貫主に対し辞任を求めました。
善光寺傘下の天台宗の25の寺院の住職で作る団体などによりますと、小松貫主は60代の女性職員にセクハラをしたうえ、去年8月までにこの職員を含む2人の女性職員をそれぞれ不当に配置転換したということです。
さらに去年10月、この2人について差別したり中傷したりする発言をしたということです。
このため、住職で作る団体と信徒の代表で作る団体では、貫主に対し「善光寺の尊厳を傷つけた」などとして辞任を求めました。
住職で作る団体の代表で、長野市にある円乗院の中島道生住職は「前代未聞の不祥事だ。一連の問題を解決しないと善光寺の名誉と信徒に対する信頼を回復することができず、速やかに辞任してもらいたい」と話しています。
一方、貫主の代理人を務める弁護士は「コメントは差し控えたい」と話しています。
善光寺大勧進の小松玄澄貫主は昭和8年に京都府で生まれ、比叡山延暦寺で修行するなどした後、大勧進の副住職を経て、平成14年に貫主に就任しました。
就任後の会見では、「気軽に訪れることのできる寺を目指し、多くの人に善光寺の信仰に触れてもらえるようにしたい」と抱負を述べていました。
平成17年ごろには「貫主にふさわしくない行為があった」などとして、天台宗の僧侶の間で辞任を求める動きが広がり、7年前の平成21年には僧侶らが辞任と慰謝料を求める裁判を起こしました。
辞任を求める訴えは認められなかったものの貫主に対し330万円の支払いを命じる判決が確定するなど、僧侶や信徒とたびたび問題が起きています。
長野市の「善光寺」はおよそ1400年前の飛鳥時代に創建され、本堂は昭和28年に国宝に指定されています。
ふだんは年間およそ600万人の参拝者が訪れますが、去年の4月から5月末にかけては本尊の身代わりとされる仏像を数えで7年に1度公開する「御開帳」が行われ、この期間だけで707万人が訪れました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/k/nagano/1013504511.html
善光寺のトップ・貫主が女性職員にセクハラ・差別繰り返す、信徒総代が辞任勧告
The Huffington Post | 執筆者: 泉谷由梨子
投稿日: 2016年06月27日 16時04分 JST 更新: 3時間前
善光寺(長野市)の天台宗側のトップである小松玄澄(げんちょう)・貫主(かんす)(82)が女性職員に対してセクハラや差別発言を繰り返していたとして、善光寺大勧進の信徒総代は6月25日、辞任を求める勧告書を手渡した。毎日新聞などが報じた。
毎日新聞によると、小松貫主はセクハラやパワハラを受けたとして抗議した大勧進の女性職員に対して、2015年に不当な担当替えを命令、別の女性職員に対する差別的発言もしたと勧告書では指摘されている。この行動について、小松貫主側は否定している。勧告に先立ち、天台宗の25寺院の住職らで構成する「一山(いっさん)」も6月23日に小松貫主に本堂への出仕を禁止する通告書を渡している。
善光寺をめぐっては10年以上前から内部でトラブルが続いている。宗教法学会の資料によると、小松貫主は2004年には女性問題や自筆の書を高額で販売した問題などが週刊誌に掲載され、2009年、天台宗の一山代表者は小松貫主を相手取り、辞任や損害賠償の支払いを求めて長野地裁に民事提訴。
2011年の東京高裁での判決では、辞任の請求は棄却されたが、小松貫主に対して慰謝料(一部)の支払いなどを求めた。裁判長から自発的な辞任を促された。
善光寺は無宗派で、天台宗の「善光寺大勧進」と浄土宗の「善光寺大本願」の2つの寺院で共同管理されている。各宗派側から一人ずつ住職を置いており、小松貫主は天台宗側の住職。
善光寺には年間約600万人の参拝客が訪れる。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/27/sexual-harrassment-at-zenkoji_n_10693962.html
site://tokumei10.blogspot.com 善光寺
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4 件のコメント:
www.fnn-news.com: 善光寺セクハラ騒動 小松玄澄貫主、セクハラを完全否定
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00330275.html
07/12 20:31
「生き仏」とも呼ばれる長野県善光寺のトップに持ち上がっていたセクハラ・パワハラ問題。12日、その僧侶が騒動後、初めてカメラの前に立ったが、発した言葉に、被害者の女性が怒りを新たにしていた。
カメラの前で仏の笑顔を見せるのは、長野県にある善光寺のトップ・小松玄澄貫主(82)。
セクハラなど、数々の問題が持ち上がっていた小松貫主が12日、初めてカメラの前で話した。
小松貫主は「誰がどう言ったか知りませんけれど、わたしは全然、会って本人に言ったことはありません」と淡々と話した。
「生き仏」とあがめられる僧侶に、何があったのか。
Aさんは「わたしには『1人でいて、さみしくないか?』と」と話した。
Bさんは「『あいつは大嫌いだ』と、わたしのことを言った」と話した。
善光寺の食堂で、まかない係として働いていたAさん。
2006年から働き始め、数年後から、小松貫主に食事を持っていく時に、セクハラを受けるようになったという。
Aさんは「『ご飯食べに連れてってえな』とか、『変装して行かないとばれる。遠くまで行かないと、ばれちゃうから』と話した」と話した。
Aさんによると、小松貫主は、夫がいる人には声をかけず、2人きりになった時に電話番号を聞くのだという。
「1人でいて寂しくないか?」。
そんな小松貫主のセクハラ発言を受け流してきたAさんだったが、突然、売店へと異動を命じられた。
Aさんは「売店には、もともとパートさんがいるので、たぶん、辞めさせるつもりで異動させたんじゃないか」と話した。
そして、Aさんの異動後、小松貫主の狙いは、まかない係として、一緒に働いていたBさんへ。
Bさんは「貫主の態度が変わって、今までと違って、あいさつしても返してくれなかったり、食事を持っていっても、無視されたり」と話した。
Bさんには夫がいたためか、セクハラではなく、無視するなどの嫌がらせが続いたという。
その後、Bさんも13年勤めた、まかない係から、別の部署に異動させられた。
そして、2015年10月、Aさんは、小松貫主の信じがたい発言を耳にしたという。
Aさんは「わたしは『元やくざの女で、背中に入れ墨が入っていて。それを消したので、背中がしわだらけ』だと、そう(小松貫主が)言っていると、わたしは聞いた」と話した。
生き仏とは思えぬ発言。
被害を訴える2人は、現在、元の職場に戻すように、交渉を続けている。
Bさんは「わたしたちが入った時から雲の上の人で、そういう発言をするのは許せない。ましてや、一番トップの人がね」と話した。
小松貫主の職員へのセクハラや差別発言は、複数の関係者が聞いていることから、信徒などは辞任を要求した。
そして12日、騒動後初めてカメラの前に現れた小松貫主からは、生き仏とは思えないような言葉も話された。
小松貫主は「もう、情けないですよね。尻を触ったとか、下品な話じゃないですか。わたしが2年も1年もしゃべったことのない人に、直接、わたしが会ってしゃべるわけがない。誰がどう言ったか知りませんけれど、わたしは全然会って本人に言ったことはありません」と、あらためて問題となっている発言を否定したうえで、小松貫主は「(話したことは?)ないです。(直接言われたと言っているが?)そんなことは、ありませんよ。(会ったこともない女性がどうして訴えを?)それは、誰か言わせているんでしょう。発言をしたということはありません。うわさはあるかもしれない」と続けた。
この小松貫主による会見を受け、被害を訴えているBさんは「何も言っていない、顔も見ていないなんて、とんでもない話。わたしたちのことなんて、虫けらにしか思っていないということ」と話した。
1400年の歴史を持つといわれる善光寺。
信徒たちなどは、天台宗の本山である比叡山延暦寺に、小松貫主の罷免請求をする構え。
善光寺大勧進貫主「辞任せず」
長野市にある善光寺大勧進のトップにあたる82歳の住職が寺の女性職員にセクハラ行為などをしたうえ、不当に配置転換したなどとして辞任を求められている問題で、12日、住職が記者会見し「女性職員とは面識もなく全然話したこともない」などと述べて否定したうえで辞任には応じない考えを示しました。
長野市の善光寺を共同管理する、天台宗の「大勧進」の住職をつとめる小松玄澄貫主(82歳)をめぐっては60代の女性職員にセクハラ行為などをしたうえ、この職員を含む2人の女性職員を不当に配置転換したほか、差別的な発言をしたなどとして、傘下の天台宗の寺の住職で作る団体と信徒で作る団体が住職の辞任を求めています。
これについて小松貫主は12日、長野市で記者会見し「女性職員とは面識もなく全然、話したこともない。まったくの事実無根で身の潔白を証明したい」と述べ否定しました。
そのうえで「辞任要求に法的な効力はない。これらの団体には辞任を求める役割や権限はない」として住職を辞任しない考えを示しました。
一方、この問題について、天台宗の寺院の運営を指導する天台宗務庁の松岡順海人権啓発課長は「発言について事実確認をし必要に応じて対処したい」と話しています。
07/12 18:15
www3.nhk.or.jp/lnews/k/nagano/
合祀申し入れ賛同者
善光寺大勧進貫主が辞意を撤回
善光寺の女性職員にセクハラ行為などをしたとして辞任を求められ、事実無根だとしていた大勧進の小松玄澄貫主はことし1月、住職を退きたいとする考えを示していましたが、9日、長野市内で記者会見し辞意を撤回しました。
善光寺を共同管理する天台宗の「大勧進」の住職、小松玄澄貫主(84歳)は女性職員にセクハラ行為や差別的な発言をしたなどとして、傘下の天台宗の寺の住職で作る団体と、信徒で作る団体からおととし辞任を求められ、事実無根だとして否定していました。
小松貫主はことし1月、寺の本堂などへの立ち入りや仏事への復帰が認められ、寺の業務を正常化させた上で後任を決めて住職を退きたいとする考えを示しました。
しかし9日の会見で貫主側は、「託された大勧進を正常な状態に戻す必要があるため辞任する状況にない」と述べて、先月、天台宗務庁に対し、辞意を撤回する旨の文書を送ったことを明らかにしました。
そのうえで、貫主の辞任を求めた天台宗一山の住職や信徒総代の役員らについて「共謀してセクハラなどの虚偽の事実を流して、貫主としての業務を妨害したうえ、住職としての地位の辞任を強要した」として9日、業務妨害と強要の疑いで11人の告訴状を検察庁に提出したことを明らかにしました。
一方、告訴された関係者の1人は「貫主は辞任届けを書いていたが最初から撤回するつもりだったのではないか」などと反発していて対立が深まっています。
03/09 18:17
nagano/20180309/1010002410.html
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