2016年3月13日日曜日

Exit 上田正昭さん(88)


古代史学者の上田正昭さん死去 京大名誉教授
2016年3月13日21時14分

古代国家や渡来人などの研究で知られる古代史学者で、京都大名誉教授の上田正昭(うえだ・まさあき)さんが13日、京都府亀岡市の自宅で亡くなった。88歳だった。近親者で密葬を営む。

1927年、兵庫県生まれ。京都大卒業後、高校教員や立命館大講師などを経て、京都大教授、大阪女子大(現大阪府立大)学長を歴任。アジア史学会長、世界人権問題研究センター理事長、姫路文学館長、高麗美術館長などを務めた。

古代王権の政治制度、神話の研究のほか、人権問題にも取り組んだ。古代の活発な国際交流を説き、中国、韓国・北朝鮮などの研究者とアジア史学会を設立、「21世紀を平和の世紀に」と訴えた。

京都府亀岡市の古社・小幡(おばた)神社の宮司も務め、「鎮守の森」の重要性を研究する社叢(しゃそう)学会も旗あげした。歌人としても知られ、2001年の宮中歌会始の召人(めしうど)も務めた。

97年に大阪文化賞、98年に福岡アジア文化賞・学術研究賞、00年に南方熊楠(みなかたくまぐす)賞を受賞。著書に「日本神話」(毎日出版文化賞)「帰化人」「日本文化の基層研究」「私の日本古代史」など多数。

http://www.asahi.com/articles/ASJ3F61W7J3FPTFC006.html







上田 正昭(うえだ まさあき、昭和2年(1927年4月29日 - 平成28年(2016年3月13日[1])は日本の歴史学者兵庫県城崎郡城崎町(現・豊岡市)出身[1]京都大学名誉教授大阪女子大学名誉教授、西北大学名誉教授。勲二等瑞宝章。修交勲章崇禮章(韓国から)。


学歴[編集]

職歴[編集]

学外における役職[編集]

研究・人物[編集]

朝鮮関連[編集]

  • 朝鮮新報によれば、今上天皇が「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに韓国とのゆかりを感じます」と2001年12月に述べた事が話題となったが、既に1965年、著書でその可能性について指摘していた。当時、右翼団体により「近く天誅を加える」「国賊は京大を去れ」などの電話や手紙による嫌がらせを受けた[2]
  • 教科書に竹島を記述することについては「するべきでない」と発言。歴史は事実を正確に記述することが重要で、理念に基づいて歴史を書かなくてはならないと述べている[3]
  • 八木晃介水野直樹らと一緒に「朝鮮学校を支える会」の呼びかけ人となっている[4]
  • 2010年、韓国の国立中央博物館で「檀君建国神話は、日本の建国神話の母胎」と題した学術会議の前に論文事前公開された際に、本人が、日韓の天孫文化には、山頂に降臨する点などをはじめ、共通点や類似点が多い。さまざまな事実を検証し、百済の神の存在が、日本で継続的に命脈を受け継いできたと指摘した[5]。また、天孫降臨した峰のクシフルは明確に古代朝鮮語と関連があって、ソホリ峰も朝鮮語のソウル、ソフル、ソブルなど王道の名称から由来したとし、日本語の成立を全部、朝鮮語から解釈しようとする見解には賛成できないが、天孫降臨神話が朝鮮神話と共通の要素があることは誰でも認めざるをえないと語った[6]
  • 1974年好太王碑の拓本を北京で入手し、改竄の跡は無いと述べる。

著書[編集]

  • 『神話の世界』創元社、1956年
  • 『日本古代国家成立史の研究』青木書店、1959年
  • 日本武尊』人物叢書、吉川弘文館、1960年
  • 帰化人 古代国家の成立をめぐって』中公新書、1965年
  • 大和朝廷』角川新書、1967年 のち角川選書、講談社学術文庫 1995年
  • 『日本古代国家論究』塙書房、1968年
  • 『国民の歴史 大仏開眼』文英堂、1968年
  • 『日本の原像 国つ神のいのち』文藝春秋、1970年 のち角川文庫、創元ライブラリ文庫  
  • 『日本神話』岩波新書、1970年、新版 角川ソフィア文庫 2010年
  • 『女帝 古代日本の光と影』講談社現代新書、1971年
    • 改訂版『日本の女帝 古代日本の光と影』講談社現代新書、1973年、「古代日本の女帝」学術文庫 1996年
  • 『日本の歴史2 大王の世紀』小学館、1973年  
  • 『道の古代史 記紀のあしあと』淡交社、1974年
  • 『京都千年』毎日新聞社、1974年
  • 『古代再発見』角川選書、1975年、のち創元ライブラリ文庫
  • 倭国の世界』講談社現代新書、1976年
  • 『古代文化の探求』講談社学術文庫、1977年
  • 聖徳太子 渡来文化のうずしお(日本を創った人びと)』平凡社、1978年 
  • 藤原不比等』朝日評伝選、1978年、朝日選書 1986年 
  • 『古代からの視点』PHP研究所、1978年
  • 『古代史のいぶき 日本文化の源流を探る』PHP研究所、1981年
  • 『古代の日本と朝鮮』岩波書店、1986年
  • 『古代の道教と朝鮮文化』人文書院、1989年
  • 『古代学とその周辺』人文書院、1991年
  • 『古代伝承史の研究』塙書房、1991年
  • 『日本の神話を考える』小学館ライブラリー、1991年
  • 『古代日本の史脈 東アジアのなかで』人文書院、1995年
  • 『歴史家の眼 アジアの視点、地域の視点』小学館、1995年
  • 『神道と東アジアの世界 日本の文化とは何か』徳間書店、1996年
  • 『東アジアと海上の道 古代史の視座』明石書店、1997年
  • 上田正昭著作集』全8冊 角川書店、1998年-1999年
    • 1 古代国家論
    • 2 古代国家と東アジア
    • 3 古代国家と宗教
    • 4 日本神話論
    • 5 東アジアと海上の道
    • 6 人権文化の創造
    • 7 歴史と人物
    • 8 古代学の展開
  • 『論究・古代史と東アジア』岩波書店、1998年
  • 『講学・アジアの中の日本古代史』朝日選書、1999年
  • 『歌集 共生』大和書房、2001年
  • 『半島と列島・接点の探求』青丘文化社、2002年  
  • 『古代日本の輝き』思文閣出版、2003年  
  • 『日本文化の基層研究』学生社、2003年
  • 『歴史のなかの人権』明石書店、2006年
  • 『歴史に学ぶ』学生社、2006年
  • 『古代日本のこころとかたち』角川叢書、2006年
  • 『歌集 鎮魂』 大和書房、2006年
  • 『日本人の"魂"の起源』 情報センター出版局、2008年
  • 『歴史と人間の再発見』 藤原書店、2009年
  • 『和魂!! めざめよ!』 学生社 2009年
  • 『東アジアの中の日本』 思文閣出版、2009年
  • 『大和路の旅』 角川選書、2010年
  • 『古代国家と東アジア 倭の五王から平城京・平安京へ』 角川学芸出版、2010年
  • 『倭国から日本国へ 画期の天武・持統朝』 文英堂[新・古代史検証日本国の誕生5] 、2010年 
  • 雨森芳洲 互に欺かず真実を以て交り候』 ミネルヴァ書房〈日本評伝選〉、2011年 
  • 『アジアのなかの日本再発見』 ミネルヴァ書房:シリーズ「自伝」、2011年、
  • 『死をみつめて生きる 日本人の自然観と死生観』 角川選書、2012年
  • 『私の日本古代史 上 天皇とは何ものか-縄文から倭の五王まで』 新潮選書、2012年
  • 『私の日本古代史 下 『古事記』は偽書か-継体朝から律令国家成立まで』 新潮選書、2012年
  • 『渡来の古代史 国のかたちをつくったのは誰か』 角川選書、2013年
  • 『古社巡拝: ―私のこころの神々―』 学生社、2013年
  • 『森と神と日本人』 藤原書店、2013年
  • 『「大和魂」の再発見 日本と東アジアの共生』 藤原書店、2014年
  • 『日本古代史をいかに学ぶか』 新潮選書、2014年
  • 『「とも生み」の思想――人権の世紀をめざして』 明石書店、2015年

共著・編著[編集]

  • 『出雲の神話 神々のふるさと カメラ紀行』植田正治写真 淡交新社 1965
  • 『日本文化の創造 日本人とは何か』湯川秀樹共著 雄渾社 1968
  • 『日本の朝鮮文化 座談会』司馬遼太郎,金達寿共編 中央公論社 1972 のち文庫 
  • 『日本の「道」 その源流と展開』林屋辰三郎,山田宗睦共編 講談社 1972
  • 『日本古代文化の成立』江上波夫共編 毎日新聞社 1973
  • 『日本文化の原点』編著 講談社 1973
  • 『出雲』写真植田正治 監修・文 毎日新聞社 1974
  • 『古代日本と朝鮮 座談会』司馬遼太郎,金達寿共編 中央公論社 1974
  • 『古代の日本と朝鮮』井上秀雄共編 学生社 1974
  • 津田左右吉 人と思想』編 三一書房 1974
  • 『日本の渡来文化 座談会』司馬遼太郎,金達寿共編 中央公論社 1975
  • 『風土記(日本古代文化の探究)』編 社会思想社 1975
  • 『文字(日本古代文化の探究)』編 社会思想社 1975
  • 『都城(日本古代文化の探究)』編 社会思想社 1976
  • 『古事記(日本古代文化の探究)』編 社会思想社 1977
  • 『城(日本古代文化の探究)』編 社会思想社 1977
  • 『対談古代文化の謎をめぐって』大林太良,森浩一共著 社会思想社 1977
  • 『日本民俗文化大系 喜田貞吉 歴史学と民俗学』編 講談社、1978
  • 『民話 伝承と創造』稲田浩二共編 日本放送出版協会・放送ライブラリー 1978 
  • 『日本と朝鮮の二千年』姜在彦共編 大阪書籍・朝日カルチャーブックス 1985 
  • 春日明神 氏神の展開』編 筑摩書房 1987
  • 『篠村史』林屋辰三郎共編 臨川書店 1987
  • 『伊勢の大神 神宮の展開』編 筑摩書房 1988
  • 『住吉と宗像の神 海神の軌跡』編 筑摩書房 1988
  • 『探訪古代の道』編 法蔵館 1988
  • 『天満天神 御霊から学問神へ』編 筑摩書房 1988
  • 『神道大系 神社編 12 大神・石上』佐伯秀夫共校注 神道大系編纂会 1989
  • 『奈良の部落史に学ぶ』編 明石書店 1989
  • 『吉野-悠久の風景』編著 講談社 1990
  • 『古代の日本と東アジア』編著 小学館 1991
  • 『吉野ケ里・藤ノ木と古代東アジア 日・中・韓国際シンポジウム』編 小学館 1991
  • 『謎の五世紀を探る シンポジウム・東アジアの再発見』江上波夫共編 読売新聞社 1992
  • 『出雲 古代を考える』編 吉川弘文館 1993
  • 『千年の息吹き 京の歴史群像』村井康彦共編 京都新聞社 1993-94  
  • 『平安京から京都へ』編 小学館 1994
  • 『朝鮮通信使 善隣と友好のみのり』編 明石書店 1995
  • 『古代の日本と渡来の文化』編 学生社 1997
  • 『アジアの中の日本を探る』編著 文英堂 1998 大阪府立中央図書館ライティ・カレッジシリーズ
  • 『継体大王と渡来人 枚方歴史フォーラム』森浩一共編 大巧社 1998
  • 『古代出雲の文化 銅剣・銅鐸と巨大建造物』島根県古代文化センター共編 朝日新聞社 1998
  • 『司馬遼太郎回想』編著 文英堂 1998 大阪府立中央図書館ライティ・カレッジシリーズ
  • 『ハンドブック国際化のなかの人権問題』編 明石書店 1998
  • 『アジアと日本のルネサンス 共生と民際化』編著 文英堂 1999 大阪府立中央図書館ライティ・カレッジシリーズ
  • 『人権歴史年表』編 山川出版社 1999
  • 『古代史から日本を読む 古代から現代、そして未来へ 上田正昭対談集』学生社 2000
  • 『出雲の神々に魅せられて 出雲の古代を歩く』江原護共著 マイブック社 2000
  • 『21世紀のアジアを生きる 共生の未来像』編著 文英堂 2001 大阪府立中央図書館ライティ・カレッジシリーズ
  • 『朝鮮通信使とその時代』辛基秀,仲尾宏共著 明石書店 2001
  • 『鎮守の森は甦る 社叢学事始』上田篤共編 思文閣出版 2001
  • 『「日本」という国 歴史と人間の再発見』梅原猛共編 大和書房 2001
  • 『ヤマト王権のあけぼの 古代国家の起源と神話(史話日本の古代 第3巻)』編 作品社 2003
  • 『探究「鎮守の森」 社叢学への招待』編 平凡社 2004
  • 『日本の神々 『先代旧事本紀』の復権』鎌田純一共著 大和書房 2004
  • 『はじめての宗教 宗教を知り心を育む』山折哲雄,ひろさちや,今道友信,阿部博人共著 栄光 2005
  • 『古事記の新研究』編 学生社 2006
  • 『聖徳太子の歴史を読む』千田稔共編著 文英堂 2008
  • 『ことばの力 國學院大學栃木学園白熱講義』山折哲雄,浜畑賢吉共著 國學院大學栃木中学・高等学校編 角川学芸出版 2012
  • 『八雲立つ出雲 植田正治、上田正昭が歩いた神々のふるさと』植田正治写真 青幻舎 2012


site://tokumei10.blogspot.com 上田 出口


、、、(爆wwwwwwwwwww

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

蝶々

匿名 さんのコメント...

糸ヘン方面

韓国史と韓国人を愛した日本古代史学の巨匠 ハンギョレ新聞 3月15日(火)7時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160315-00023598-hankyoreh-kr
昨年公開されたドキュメンタリー映画『鄭詔文(チョンジョムン)の白い壺』(監督ファン・チョミン)をみると、日本にある朝鮮半島の文化財を集め、1988年に京都に高麗美術館を建設した在日同胞事業家の鄭詔文氏(1918~89)を助ける日本の歴史学者がしばしば登場する。映画の推進委員長である上田正昭・京都大学名誉教授だ。

>高麗美術館 在日朝鮮人の実業家・鄭詔文  西陣 機屋
>上田正昭  私は京都の西陣の織り屋の息子 http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-276.htm
 site://tokumei10.blogspot.com "西陣織"

 https://ja.wikipedia.org/wiki/織手

 西陣織 リヨン
 
 

匿名 さんのコメント...

国民 統合 の 象徴

匿名 さんのコメント...

王 仁 博 士 歌 碑 建 立 委 員 会
(王仁博士「難波津の歌」和文・ハングル歌碑建立委員会)
http://www.ikaino.net/syuisyo.html

なにはづに さくやこの花 ふゆこもり いまははるへと さくやこのはな
http://www.ikaino.net/syuisyo_2.html

匿名 さんのコメント...

猪飼野

匿名 さんのコメント...

国民統合の象徴とはいふけれど、強迫的なまでにこだわっているのは、おのれの血脈、血、のような。
故意なのか、濃いなのか?

匿名 さんのコメント...

日本大使館の前に外交上の常識的な配慮に欠けた像があっても、そうなさりたいのであれば、そうなさればよろしい。
あちらこちらで観測気球をあげて、ソビエトの記念日に、はてさて、どのようなお気持ちやら。

匿名 さんのコメント...

ゆえに学究的に強い関心がある分野はプライベートな空間で閉じられるべきであって
公的に重用することによって、政治課題をより複雑に混乱させることに利用される危険を避けるために
本来ならばより慎重に距離が保たれる必要があったはずだ