ドル紙屑化とかをマジで信じてたアフォな反米サマナ＠ロシア

ロシアでは、銀行の勧めでマンション購入のローンをドル建てで組んだ３万人の人々が通貨ルーブルの下落で借金が２倍、３倍に膨らみ、社会問題となっています。銀行への抗議も受け入れられず、怒りの声は政権与党にも向けられています。

　モスクワの銀行に詰めかけ抗議しているのは、アメリカドル建てでマンションのローンを組んだ債務者たち。原油安の影響で、ロシアではルーブルが暴落し、彼らの返済額は事実上２倍から３倍に膨らみました。

「責任者！責任者！」

債務者たちは、借金の額を当初の為替レートで設定するよう求め続けています。ぺガノフさんは８年前、モスクワ郊外にマンションを購入し、ドル建てのローンを組みました。

「レンガ造りの良い家で暖かいし・・・」（ペガノフさん）
「快適」
「銀行が僕たちをここから追い出そうとしているので、安心して暮らせないんだ」

１４万８０００ドルを借り、８年間で１３万ドルを返済したはずでしたが、原油安から元の借金の額が３倍に膨らみ、これ以上支払いを続けられなくなりました。連日、銀行に抗議していますが、ほとんど面会も拒絶され、解決の糸口は見えません。

「３月に入っても債務者たちの怒りはおさまっていません。きょうは与党・統一ロシアの本部に詰めかけています」（記者）

事態打開のため、債務者たちは事実上プーチン大統領が率いる与党「統一ロシア」に、状況の改善を働きかけることにしました。

「国会議員に面会するために来たのです」（ペガノフさん）
「でも、私たちと会うことを拒否しているのです」（ペガノフさん）
「議員に会わせてよ！」

押し問答の結果、ようやく国会議員が応対に出てきました。

「あなたと同僚の議員の皆さんを集会に招待しますので来てください」（債務者）

「プーチンもメドベージェフも呼んで！」（債務者）

「大統領は非常にお忙しいですし・・・」（国会議員）

５日には、ドル建てローン問題の集会としては今年最大規模のデモが行われました。

「恥知らず！恥知らず！恥知らず！」

債務者たちのデモは今月に入ってさらに活発になり、混乱が続きそうです。（06日17:43）

http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2719607.html

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