2015年12月1日火曜日

バイオディーゼル燃料(BDF)製造@五色町

 兵庫県洲本市は平成23年に廃校となった県立淡路特別支援学校跡地(同市五色町下堺)を、リサイクルなどを行う浜田化学(尼崎市)に3120万円で売却することを決め、12月3日に開会する市議会に提案する。食品加工、バイオディーゼル燃料(BDF)製造などの事業で5年間に30人の新規雇用が見込まれるという。

同校に隣接する障害者支援施設「五色精光園児童寮」の土地を市が所有していたことから、県社会福祉事業団が所有する同校の土地などと等価交換。市が企業誘致を進め、同社の応募があった。

売却されるのは約1万5200平方メートルの土地と、延べ床面積約4150平方メートルの校舎3棟などの建物。同社は洲本市と共同で「菜の花・ひまわりエコプロジェクト」でBDF製造などを行っており、竹内通弘市長は「バイオマス産業都市の認定を受けている私たちの事業と最適。雇用も期待できてありがたい」と期待を寄せている。

BDF製造販売のほか、農業にも参入して野菜などを使った加工食品製造販売や環境学習事業、厨房(ちゅうぼう)清掃のコンサルタント事業なども行う予定。施設改修後の平成29年度から順次操業を開始する。

http://www.sankei.com/west/news/151201/wst1512010024-n1.html














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