ナポレオンも夢中になった 若きウェルテルの悩み が浮かぶかな
神戸製鋼グループ会社、バネ用鋼材の強度改ざん : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160609-OYT1T50118.html 神戸製鋼所は9日、グループ会社が9年2か月にわたりバネ用鋼材の強度試験の結果を改ざんし、基準を満たさない鋼材に日本工業規格(JIS)表示をして販売していたと発表した。 JISの基準に比べて最大で4%強度が足りなかった。同社によると、これまでのところ、この鋼材で作ったバネを使うメーカーや、消費者から故障や事故などの報告はないという。 強度を改ざんしていたのは「神鋼鋼線ステンレス」(本社・大阪府泉佐野市)。2007年4月から16年5月にかけて製造したバネ用鋼材7400トンのうち55・6トンについて強度試験の値を改ざんし、JIS表示をして販売していた。 改ざんされたバネ鋼材の用途は、家電や家庭用品等向けが74%、給湯器等のガス設備向けが12%、自動車向けが6%などとなっている。(ここまで341文字 / 残り690文字)2016年06月09日 23時14分神戸製鋼:グループ会社、ばねの強度偽装 試験値改ざん - 毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160610/k00/00m/020/079000c毎日新聞2016年6月9日 21時17分(最終更新 6月9日 21時17分) 神戸製鋼所は9日、グループ会社の神鋼鋼線ステンレス(大阪府泉佐野市)が、家電や日用品など幅広い製品のばねに使われるステンレス鋼線の試験値を9年以上にわたって改ざんし、日本工業規格(JIS)を満たすように偽装していたと発表した。不良品を減らすために不正を続けていたとみられる。 神鋼では2008年にも子会社の日本高周波鋼業で、JISで定められた試験をせずに鋼材を出荷していたことが判明しており、法令順守の体制が問われそうだ。 神鋼の梅原尚人副社長は東京都内で記者会見し「多大なる心配、迷惑を掛けたことを深くおわび申し上げる」と謝罪した。製品の不具合などの報告はないという。強度は規格上の下限値の96%以上を確保しており、折れる危険は少ないとしているが、最終製品の品質や安全性を納入先のメーカーとともに調べる方針。 神鋼などによると、07年4月〜16年5月に出荷した鋼線のうち、全体の0.75%に当たる計55.6トンで、引っ張った際の強度の試験値を改ざんし、JISを満たすように偽装していた。 試験値を検査証明書に手作業で入力するため改ざんが可能で、同じ現場担当者が製造と品質保証を兼務していたため発覚しにくかったという。 鋼線は釣り具やパチンコ台、ごみ箱のふたのばねなどの材料に使用されていた。 今年4月に着任した工場長が、規格値を下回っても出荷していたことを不審に思い、発覚した。担当者は前任者のやり方を踏襲し、あまり何も考えず、違和感を持たずにやっていたという。 神鋼は調査委員会を設置して原因を調べる。グループ全体で不正がないかもチェックし、6月中旬にも結果をまとめる。(共同)
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ナポレオンも夢中になった 若きウェルテルの悩み が浮かぶかな
神戸製鋼グループ会社、バネ用鋼材の強度改ざん : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160609-OYT1T50118.html
神戸製鋼所は9日、グループ会社が9年2か月にわたりバネ用鋼材の強度試験の結果を改ざんし、基準を満たさない鋼材に日本工業規格(JIS)表示をして販売していたと発表した。
JISの基準に比べて最大で4%強度が足りなかった。同社によると、これまでのところ、この鋼材で作ったバネを使うメーカーや、消費者から故障や事故などの報告はないという。
強度を改ざんしていたのは「神鋼鋼線ステンレス」(本社・大阪府泉佐野市)。2007年4月から16年5月にかけて製造したバネ用鋼材7400トンのうち55・6トンについて強度試験の値を改ざんし、JIS表示をして販売していた。
改ざんされたバネ鋼材の用途は、家電や家庭用品等向けが74%、給湯器等のガス設備向けが12%、自動車向けが6%などとなっている。
(ここまで341文字 / 残り690文字)
2016年06月09日 23時14分
神戸製鋼:グループ会社、ばねの強度偽装 試験値改ざん - 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160610/k00/00m/020/079000c
毎日新聞2016年6月9日 21時17分(最終更新 6月9日 21時17分)
神戸製鋼所は9日、グループ会社の神鋼鋼線ステンレス(大阪府泉佐野市)が、家電や日用品など幅広い製品のばねに使われるステンレス鋼線の試験値を9年以上にわたって改ざんし、日本工業規格(JIS)を満たすように偽装していたと発表した。不良品を減らすために不正を続けていたとみられる。
神鋼では2008年にも子会社の日本高周波鋼業で、JISで定められた試験をせずに鋼材を出荷していたことが判明しており、法令順守の体制が問われそうだ。
神鋼の梅原尚人副社長は東京都内で記者会見し「多大なる心配、迷惑を掛けたことを深くおわび申し上げる」と謝罪した。製品の不具合などの報告はないという。強度は規格上の下限値の96%以上を確保しており、折れる危険は少ないとしているが、最終製品の品質や安全性を納入先のメーカーとともに調べる方針。
神鋼などによると、07年4月〜16年5月に出荷した鋼線のうち、全体の0.75%に当たる計55.6トンで、引っ張った際の強度の試験値を改ざんし、JISを満たすように偽装していた。
試験値を検査証明書に手作業で入力するため改ざんが可能で、同じ現場担当者が製造と品質保証を兼務していたため発覚しにくかったという。
鋼線は釣り具やパチンコ台、ごみ箱のふたのばねなどの材料に使用されていた。
今年4月に着任した工場長が、規格値を下回っても出荷していたことを不審に思い、発覚した。担当者は前任者のやり方を踏襲し、あまり何も考えず、違和感を持たずにやっていたという。
神鋼は調査委員会を設置して原因を調べる。グループ全体で不正がないかもチェックし、6月中旬にも結果をまとめる。(共同)
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