堺市で全有権者68万人分の個人情報が流出
2015年12月15日 01時12分
堺市は14日、会計課の古矢敬一課長補佐(59)が、市内の全有権者約68万人分の個人情報を無断で持ち出し、民間レンタルサーバーで閲覧可能な状態で保管していたと発表した。
市は同日付で古矢課長補佐を懲戒免職処分とし、近く地方公務員法違反(守秘義務違反)などで大阪府警堺署に告訴する方針。全有権者データを2006~12年に計9回、無断で持ち出していたという。
市によると、外部に流出したのは、11年11月の府知事選時の有権者データで、氏名、性別、生年月日、住所など。配偶者や恋人からの暴力(DV)、ストーカー被害などを理由に住民票の閲覧制限を受けた人も含まれるという。
古矢課長補佐は00年以降、市選管などで選挙システムの作成・運用を担当。自宅で研究して他の自治体や業者に売り込もうと考え、研究用に個人情報を無断で繰り返し持ち出し、民間レンタルサーバーに入れるなどして保管していた。
問題の有権者データがサーバー上で公開されたのは、今年4~6月の約3か月間。古矢課長補佐は市の調査に対し、「サーバーとは別に保管していたつもりだった。流出させる意図はなかった」と話しているという。
市は外部から指摘を受け、7月から調査を始めた。職場のパソコンやサーバーにファイルを消去した形跡があったため、業者に依頼して復元。個人情報を含む15ファイルが6月の2日間、閲覧されていたことがわかった。ダウンロードされた可能性もあるという。
古矢課長補佐はデータ消去を認めたうえで、「市民の皆さんにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ない。(懲戒免職は)当然と思っている」と話したという。
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ザビエル・・・(爆wwwwwwwwww
1 件のコメント:
南蛮貿易の中心地堺ですからね(笑
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