イラク元副首相死去 フセイン政権の誤情報を米に
11月4日 6時38分
2003年のイラク戦争を前に、当時のフセイン政権が大量破壊兵器を保有しているとする誤った情報をアメリカに提供し、イラク戦争のきっかけを作った1人とされるイラクのアフマド・チャラビ元副首相が病気のため亡くなりました。71歳でした。
銀行を経営する実業家だったイラクのチャラビ氏は、当時のフセイン政権に対抗するため、亡命イラク人のグループ「イラク国民会議」を結成し、アメリカの支援を受けながら反政府勢力の代表格として活動しました。
チャラビ氏は、フセイン政権が大量破壊兵器を保有しているとする誤った情報をアメリカに提供し、当時のブッシュ大統領が2003年にイラク戦争に踏み切るきっかけを作った1人だとされています。
イラク戦争によってフセイン政権が崩壊したあとは、アメリカ主導の下、新しい政権作りを進めた「イラク統治評議会」の議長や、2005年に発足した暫定政府の副首相などを歴任しました。また、誤った情報を渡していたことが分かり、アメリカとの関係が悪化すると、同じシーア派が支配する隣国イランに接近して少数派のスンニ派の影響力を排除しようとし、宗派対立を助長したと指摘されています。
チャラビ氏はバグダッドの自宅で3日、心臓発作のため71歳で亡くなったということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151104/k10010293461000.html
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