2015.10.3 07:47更新
【中国日本人拘束】
中国、際立つ強引さ 3人は脱北日本人妻の子、愛知の会社員、「日中友好人士」…日本政府が情報提供依頼も
スパイ活動を行った嫌疑などで中国当局に拘束された日本人3人はそれぞれ、北朝鮮から脱出した日本人妻の子供と民間の会社員、日中交流に尽力する人物とみられることが複数の関係者への取材で2日、分かった。うち2人は日本政府機関からも情報提供を依頼されていたとされるが、中国政府に脅威を与える活動をしたとは見受けられず、中国当局の強引な手法が際立つ形だ。(北京 矢板明夫、桜井紀雄)
「日本人も北朝鮮人も同じ人間。本当の北朝鮮の人々の姿を知ってほしい」
中国北東部の遼寧省丹東市で拘束されたという神奈川県の50代男性は、周囲にこう話していたという。
男性は数奇な人生をたどった。複数の関係者によると、在日朝鮮人の父と日本人の母を持ち、幼少時の1960年代に北朝鮮に渡った。北朝鮮東部の町で、軍の宣伝部隊の幹部を務めるなど比較的恵まれた生活を送ったという。父が金日成(キム・イルソン)主席の記念事業に絡み事故死し「労働英雄」として顕彰されたからだという。
200万人以上が餓死したとされる90年代後半には一転、食べる物にも事欠き、「死ぬまでには日本に帰りたい」との母親の願いもあって、民間団体の支援で脱北を決心する。
2000年代初頭に神奈川で暮らし始め、日本国籍を得る。当初は日本語をほとんど話せず、苦学の末、サービス業で自活できるまでになった。知人らの印象は「真面目でスマート」。周囲の支援に感謝する姿も知人は覚えている。
だが、北朝鮮に残る妹らを心配し、数年前から中朝国境都市を行き来するようになる。北朝鮮事情に詳しいことからメディア関係者らに情報提供をすることもあった。日本での友人も限られるなか、「提供した情報を喜んでもらえることにやりがいを感じていたのではないか」(知人)。
中朝国境周辺では、キリスト教の布教をしていたカナダ人夫婦が「軍事機密窃取」容疑で拘束された。男性は国境地域でジャーナリストらを案内する際も「怖い」と漏らし、慎重すぎるほど身辺には気を使っていた。それでも中国の公安当局にマークされていたという。5月に拘束され、9月15日に身柄を検察当局に送られたとされる。
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一方、沿岸部の浙江省平陽県で5月に拘束されたという愛知県の50代男性は、同県の中国人経営の調査・人材派遣会社に勤め、浙江省を頻繁に行き来していた。
付近では昨年から空軍施設の建設が始まったほか、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺を巡回する海警局の基地建設も予定されている。「男性は軍事愛好者らしい」との証言もある。
中国共産党関係者は「軍事管理区域などに侵入か、施設を撮影したことが『スパイ行為』に認定された可能性がある」と指摘。軍事施設の写真を海外の雑誌に提供した遼寧省の中国人男性が懲役8年の判決を受けた例が今年1月にあった。
逮捕された神奈川県と愛知県の男性には、日本の公安調査庁なども情報提供を依頼していたとされる。
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また、6月に北京で拘束されたという東京の60代男性は、過去に航空会社に勤務し、定年後に北海道で牧場経営に携わりながら日中間の人材派遣の公益団体を立ち上げた。日中の政財界にも人脈を持ち、党機関紙の人民日報に取り上げられたこともある。いわゆる「日中友好人士」の一人に数えられる人物だ。
関係者は「中国社会に深く入りすぎて党内の権力闘争に巻き込まれたのかもしれない」と話す。ただ、この男性は拘束され取り調べを受けているものの、逮捕には至っていないといい、釈放される可能性もある。
http://www.sankei.com/world/news/151003/wor1510030017-n3.html
中国で日本人が拘束されていることについて、日本政府は冷静に対応しながら、今後の中国国内での手続きを注視している。
日本政府高官によると、拘束されている日本人には日本の領事が接触し、差し入れなども行っている。現段階で中国当局による扱いは問題ないとして、「中国は法律に基づいて対応している」との認識を示している。日中関係筋によれば、外務省は日本人に中国人の弁護士を手配し、接見させている。
ただ、日本政府は中国側に不当な対応が確認されればただちに改善を申し入れる方針だ。
一方、拘束された日本人に情報提供を依頼していたとされる公安調査庁は、「事柄の性質上、答えは差し控える。いずれにしても公安調査庁において民間人を外国に送り込んで、いわゆるスパイ活動を行わせるようなことはしていない」とコメントした。
産経ニュース 2015.10.3 09:01
http://www.sankei.com/politics/news/151003/plt1510030014-n1.html
公安調査庁=旧特高警察@内務省
めちゃきな臭くなってきましたなあ・・・
日本サイドに問題ありの案件ですな。(爆wwwwwwwwwww
3 件のコメント:
> 在日朝鮮人の父と日本人の母を持ち、
> 民間団体の支援で脱北を決心する。
> 2000年代初頭に神奈川で暮らし始め、日本国籍を得る。
> 当初は日本語をほとんど話せず、苦学の末、サービス業で自活できるまでになった。
どう見ても日本人じゃないでしょwwwww
違法帰化朝鮮ハーフでしょ(爆wwwww
行動する右派絡みで
日心会って組織に属してた男性
曰く公安には左右其々の担当がいて云々
街頭で活動すると
公安から応援される事も
何て宣っていましたが
公安調査庁なのか
警備部の公安課なのか
ハッキリ言わなかった
彼もどちらか良く知らないで
聞いた話を言ってたのかも(笑)
でも断言してた訳DEATHよ
あれは
まだ民主党政権下の暗黒時代(苦笑)
政的な事にサラッと絡んでいて
凄く奇妙に思っていた事な訳DEATH
情報収集の為だからって
何奴も此奴も泳がせ過ぎな訳DEATH
(笑)
「日中関係発展へ首脳レベルの対話を」
(2015年)7月17日 22時29分
政府の国家安全保障局の谷内局長は17日、北京で李克強首相と会談し、日中関係を発展させるために首脳レベルでの対話を行っていくことが重要だという認識で一致しました。
北京を訪問している政府の国家安全保障局の谷内局長は17日、常万全国防相と意見を交わしたのに続いて、李克強首相と会談しました。
関係筋によりますと、この中で李首相は、戦後70年にあたることしが非常に重要な年になると強調したうえで、「歴史を直視しつつ、未来志向の関係をつくっていきたい。中日関係の改善のために意見の相違をコントロールしながら、協力関係を積み重ねていきたい」と述べました。
これに対し谷内局長は「中国が平和的発展の道を歩むことを歓迎する。日本も平和国家としての道を歩んでいきたい」と述べるとともに、「大局的な視点から未来志向の日中関係を発展させていく機会としたい」と応じたということです。
さらに双方は、両国間で首脳レベルでの対話を行っていくことが重要だという認識で一致しました。
谷内局長が去年、北京で中国政府の高官と会談した際、中国側はそのもようをメディアに公開しませんでしたが、今回は会談の一部を公開し、国営メディアが繰り返し伝えています。
習近平指導部は、ことしを「抗日戦争勝利70年」と位置づけ、国威の発揚を図る方針ですが、今回の谷内局長への対応ぶりは、日本とのさらなる関係改善を模索する姿勢のあらわれだと言えそうです。
www3.nhk.or.jp/news/html/20150717/k10010156871000.html
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