2015年9月16日水曜日

環境破壊や地域住民の事なんぞ屁とも思わないソーラーヤクザが野放し状態







 鬼怒川からの大規模な水害が発生した茨城県常総市若宮戸で、川沿いに建設されたソーラー発電施設が越水の原因になったと住民が訴えている問題で、この地域に最近、堤防の建設計画が持ち上がっていたことが15日、地元関係者への取材で分かった。約10年前に計画があり、いったん立ち消えになった。ソーラー事業者が自然堤防のようになっていた土手を切り崩した後、築堤計画が再浮上していたところを、豪雨災害が襲ったという。

若宮戸の築堤計画を知る地元関係者は、「そもそも約10年前に国交省から築堤計画が持ち上がった」と明かした。地域住民らで作る協議会は当初、鬼怒川から地域を守ってきた砂丘「十一面山」が貴重な地形でもあり、築堤に反対だったという。しかし、常総市と国交省、協議会の3者協議の結果、「人命が第一」で一致。計画を進めることになったという。

しかし、計画はその後、立ち消えになった。地権者の倒産などで、土地は競売にかけられ、近年、ソーラー発電事業者が土地を取得。昨年、十一面山の木を伐採し、山を長さ150メートルにわたって切り崩し、ソーラーパネルを設置したという。

近隣住民は「自然堤防」が切り崩され、対岸の土手まで見えるようになって驚いた。ある住民は「堤防がそこだけ無くなり、大水が来たら、ここからどうぞとでも言っているような穴が開いた」と振り返る。

危機感を抱いた地域住民らが市や国交省に対応を求めたのが約1年前という。国交省は業者側から敷地を借り、1~2メートルほどの大きな土のうを2段積んだ。地元住民は「ないよりましだったが、防水シートもかぶせてなかった」と話す。目撃情報では越水前後の今月10日未明、泥水は土のうの間から流れ出していた。

築堤計画が再燃したのは約半年前。関係者は「切り崩しの後、協議会と市、国交省の間で協議が再開し、2度ほど会合があった」と話す。来年には用地買収を行う計画もあったという。

この開発は、国交省から見れば河川区域外であり、市から見れば、許可が必要な工事でもなかった。地元関係者は「業者も、違法行為まではしていないとは思う。ただ、十一面山は地域の人たちが代々、治水のために開発に手を出さなかった土地。規制がなければ何をしてもいいのかという思いがある。まさに水が手の間を縫うように抜けていった結果が、今回の越水だ」と話した。【清水優】
http://www.nikkansports.com/general/news/1538896.html


そもそも自然堤防の外側へのソーラー配置なんてプロジェクト自体がリスクを考慮するとアレなわけだが・・・(爆wwwwww


2 件のコメント:

地獄 さんのコメント...

○太陽光発電設備等の工作物に関する建築基準法の適用除外

匿名 さんのコメント...

>規制がなければ何をしてもいいのかという思いがある。

上納金のためならオレオレだろうが何だろうがする・させられるんでしょうね



自然堤防の外側へのソーラー配置も問題外ですし、2社で仲良く一帯の水害被害の賠償ですね