2015年9月1日火曜日

甲南女子大学 教員13人を処分

神戸市の甲南女子大学が、学生2人から預かった大阪府の教員採用試験の願書を提出し忘れ、学生が受験出来なかった問題で、大学は、出願期限を確認していなかった教員を減給にするなど、あわせて13人を処分しました。
甲南女子大学では、小学校教員養成グループの4年生の学生2人が、大阪府の教員採用試験を大学の推薦枠で受験する際、大学が、学生から願書を受け取って推薦状を添えて提出することにしていましたが、ことし5月担当の教授が提出し忘れました。
大学によりますと出願期限を知っていたのは担当教授だけで、その教授が期限を誤って覚えていたということです。

大学は担当教授を減給に、直接の上司である学科長を戒告の懲戒処分にするとともに学長や事務局長を厳重注意にするなどあわせて13人を処分しました。
2人の学生は、推薦枠で受験した場合、一部の受験科目が免除されるはずでしたが、受験できず、ほかの自治体の教員採用試験を受けるということです。

甲南女子大学は、新たに対策が必要になった試験科目を指導するなど、2人の支援をしているほか、願書の提出期限などについて教員だけでなく、就職や事務を担当する部署も確認し、互いのチェック体制を作るなどして、再発防止につとめるとしています。

08月31日 13時23分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024544681.html?t=1441032830776














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