韓国で先月、振り込め詐欺の容疑で逮捕された男をめぐり、同国内がちょっとした騒ぎになっている。男の親族が、北朝鮮を率いる金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の元側近で「一時、正恩氏に次ぐナンバー2の地位に上りつめた大物」(専門家)というのだ。独裁国家の「華麗なる一族」とセコい詐欺との関係は-。
韓国紙、朝鮮日報などによると、韓国当局が逮捕したのは中国黒竜江省出身の朝鮮族、オ・ギボム容疑者(45)。中国在住のオ容疑者は、電話をかけた相手から金品をだまし取る、いわゆる「振り込め詐欺」の一味として活動。先月、韓国人からだまし取った5000万ウォン(約535万円)を引き出そうと韓国に入国し、身柄を拘束された。
日本では高齢者を中心に被害が続出している「振り込め詐欺」。韓国でも同種の犯罪があるのは意外に思えるが、韓国事情に詳しいジャーナリストは、「現地では『声による詐欺』、つまり『ボイスフィッシング』と言われ、被害が急増している。誘拐事件を装って身代金名目でカネをだまし取るなど手口はいろいろある。中朝国境地帯に住む朝鮮族が絡む事件も多いと聞く」と話す。
このあまたある振り込め詐欺事件の1つが俄然、注目を集めたのにはわけがある。オ容疑者の特殊な生い立ちだ。
複数の韓国メディアによると、同容疑者は金正恩氏の側近である崔竜海(チェ・リョンヘ)・朝鮮労働党書記の遠戚で、崔氏と言えば、張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が2013年12月に粛清された後、一時、正恩氏に次ぐナンバー2の地位に上りつめた「大物中の大物」(北朝鮮消息筋)。オ容疑者は、その崔氏の父親で、金日成(キム・イルソン)主席とともに抗日パルチザンだった崔賢(チェ・ヒョン)氏の妹の孫にあたる。吉林省延辺朝鮮族自治州で中朝貿易に携わっていたというオ容疑者だが、なぜこんなセコい悪事を働いたのか。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150714/frn1507141830006-n1.htm
、、、(爆wwwww
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