2015年6月24日水曜日

アルメニア

旧ソビエトのアルメニアで、政府による電気料金の値上げの決定に反対する若者ら数千人が抗議デモを続けて警官隊とにらみ合っており、ロシア軍が駐留する北部の町にもデモが広がるなど緊張が高まっています。
アルメニアの首都エレバンでは、政府による電気料金の値上げの決定に反対して、19日から若者らの抗議デモが始まり、23日早朝には、警察がデモ隊の排除に乗り出し、その際におよそ20人がけがをしたほか、200人以上が拘束されました。
その後、警察は拘束した人たちを解放しましたが、デモは収まらず、23日夜、参加者は数千人に増えて、警官隊とのにらみ合いが続いています。また、ロシア軍が駐留する北部の町、ギュムリでも、抗議集会が始まるなど、政府への反発が広がっています。
一方、アルメニアと関係の深いロシアでは、去年2月にウクライナで起きた政変と同じように、ロシア寄りの政権を倒そうという動きにつながるのではないかと警戒する見方も出ており、ペスコフ大統領報道官が「法律に従ってできるだけ早く解決することを望む」と述べるなど、事態の推移を見守っています。
6月24日 6時21分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150624/k10010125611000.html













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