指定暴力団住吉会会長、関功 逮捕

住吉会会長ら、飲食接待し県議選の投票依頼容疑
2015年06月08日 09時29分

統一地方選前半戦として４月１２日に投開票された千葉県議選いすみ市選挙区（定数１）で、有権者に飲食の接待をして投票を依頼したなどとして、千葉県警は７日、指定暴力団住吉会会長、関功容疑者（６９）（千葉県柏市大青田）ら男３人を公職選挙法違反（供応買収、事前運動）の疑いで逮捕した。

捜査関係者によると、３人は自民党公認で当選した小路こうじ正和氏（４７）の支援者。

県警は、関容疑者が選挙運動に関与することになった経緯を調べる方針だ。

関容疑者のほかに逮捕されたのは、いすみ市岬町桑田、土木会社役員飯塚弘芳（６８）、同市岬町江場土、無職峰島清八（７０）両容疑者。発表によると、３人は共謀し、県議選告示前の３月上旬、いすみ市内の飲食店で有権者十数人に対し、１人当たり数千円の飲食を提供し、投票や票の取りまとめを依頼した疑い。県警は３人の認否を明らかにしていない。

同選挙区には２新人が立候補し、小路氏が初当選した。小路氏は７日夜、取材に応じ「３人とは面識がない。事実であれば申し訳ない」と話した。
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小路 正和 (@1630_makkazu) | Twitter via kwout

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