大田神社:天然記念物カキツバタ群落 シカの食害に

　世界遺産・上賀茂神社が管理する摂社の大田神社（京都市北区）で、国の天然記念物に指定されているカキツバタ群落が、シカに食べられる被害に遭ったことが分かった。

　上賀茂神社によると、約２万５０００株が咲き誇る群落は５月上旬〜中旬が見ごろだが、今年は例年より２割ほど花が少ない。神職が調べると、群落の近くでシカの足跡が見つかり、夜間には群落を荒らすシカを確認。今月６日、群落と山の斜面との境目に柵を立てたが、７日朝にも新たに花やつぼみが食べられていたという。

　群落は１万年以上前の湿原地帯の名残とされ、平安末期の歌人・藤原俊成（ふじわらのしゅんぜい）が歌にも詠んだ名勝。これまで境内にある樹木の皮やアジサイが食べられることはあったが、カキツバタへの食害はなかったという。原因は不明だが、上賀茂神社の高井俊光権祢宜（ごんねぎ）は「山の餌が減ったのか、好みが変わったのだろう」と話している。

　群落の見学は無料だが、保全協力金を募る箱を設置し、シカの対策費などに充てる。問い合わせは上賀茂神社
http://mainichi.jp/feature/news/20150508k0000m040074000c.html

大田神社 (京都市) - Wikipedia via kwout

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犯人は鹿ですね、わかります。（爆ｗｗｗｗｗｗｗｗ