蔵王山に初の火口周辺警報、小規模噴火の可能性
2015年04月13日 21時01分
宮城、山形県境にある蔵王山で小規模な噴火の可能性が高まったとして、気象庁は13日、蔵王山の火口域の周囲約1・2キロを警戒範囲に指定する「火口周辺警報」を発表した。
これを受けて、両県の周辺5市町も同日、警戒範囲への登山者らの立ち入りを規制するため避難勧告を出した。
蔵王山に火口周辺警報が出されるのは初めて。蔵王山には5段階で危険度を示す「噴火警戒レベル」は導入されていないが、今回の警報発表は、火口周辺の立ち入りを禁じるレベル2(火口周辺規制)への引き上げに相当する。
同庁によると、蔵王山では今月7日以降、火口湖の「御釜(おかま)」周辺を震源とした火山性地震が頻発。3月の1か月間は18回だったのが、今月は13日午後までに180回を超え、2010年に観測を始めてから月別では最多を更新した。このため同庁は、水蒸気爆発が想定される御釜周辺の火口域から周囲約1・2キロで噴石飛散の恐れがあると判断した。
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これはまた素晴らしいタイミングですなあ・・・(爆wwwwwwwww
2 件のコメント:
おかま?! キュベレー?!
蔵王山の観測機器故障
04月15日 12時31分
小規模な噴火のおそれがあるとして火口周辺警報が出されている宮城県と山形県にまたがる蔵王山で、噴火の発生を素早く判断するための機器が故障していたことがわかり、気象台は15日朝から交換作業を進めています。
故障していたのは、蔵王山の火口湖の御釜から南西におよそ5キロの地点に設置され、24時間体制で空気の振動を監視している「空振計」という観測機器です。
仙台管区気象台によりますと今月4日、職員が空振計から送られるデータの異変に気づき、警報が発表された13日、現場で故障を確認したということです。
蔵王山の御釜の周辺では火山活動を監視するため5年前から地震計や空振計などの観測機器が設置されていますが、山が雲に覆われてカメラで御釜付近の様子が確認できない場合に、空振計など複数の機器で噴火の発生を判断するということです。
気象台は、15日朝から新しい機器に交換する作業を進めています。
一方で、蔵王山の火山性地震は、14日、午前10時までに12回発生して以降、15日午前11時までに起きていません。
気象台は引き続き、噴火が起きる可能性があると推定される、「馬の背カルデラ」から外側に1点2キロ程度で、「御釜」からは半径2キロ程度、東には3キロ程度の範囲で、噴火に伴う噴石などに警戒するよう呼びかけています。
www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20150415/4024381.html
異変を認識して9日後
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