2015年3月13日金曜日

竹書房:雑誌の景品当選者を水増し…消費者庁が措置命令


竹書房:雑誌の景品当選者を水増し…消費者庁が措置命令
毎日新聞 2015年03月13日 19時33分(最終更新 03月13日 19時53分)

 マンガ雑誌の読者向け懸賞プレゼントで当選者数を実際より多く表示したとして、消費者庁は13日、出版社の竹書房(東京都千代田区)に景品表示法違反(有利誤認)に基づく措置命令を出した。
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景品表示法とは

 不当表示があったのは、4コマや短編のマンガを扱った「まんがライフ」「まんがくらぶ」「本当にあったゆかいな話」など月刊7誌。2013年9月時点ではいずれも1冊350円で、発行部数は計37万8000部。

 7誌でそれぞれ、懸賞付きのアンケートを実施。12年8月〜13年8月に発売された計77冊で携帯型音楽プレーヤーやテレビゲーム機、デジタルカメラなどの景品について、それぞれ3〜100人に当たると記載しながら、実際には0〜35人しか当選者を出していなかった。不当表示が発覚しないよう架空の当選者名を掲載したこともあった。

 消費者庁や竹書房によると、他社で同様の景表法違反が発覚したのを受け、竹書房も社内調査をして不当表示が分かったという。

 同社は「消費者庁の指摘を真摯(しんし)に受け止める。現在は適正にプレゼントを提供している」と話している。【江口一】
http://mainichi.jp/select/news/20150314k0000m040022000c.html







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