画像切り貼りなど論文に不正 熊本大学など発表
3月20日 19時24分
熊本大学や大阪市立大学で心臓疾患や糖尿病などの研究をしていた教授のグループが発表した9本の論文に、複数の画像を切り貼りしたり、同じ写真を加工して別のもののようにみせたりする不正が見つかったと、大学が発表しました。今後、論文の取り下げなどを求めていくとしています。
熊本大学と大阪市立大学が20日に会見で明らかにしたところによりますと、熊本大学大学院生命科学研究部に所属する光山勝慶教授の研究グループで、光山教授が大阪市立大学に所属していた平成10年から熊本大学に移って以降の平成24年にかけて発表した9本の論文に研究不正があったと認定したということです。
不正と認定されたのは、心臓疾患や糖尿病などの分子レベルでの病態解明に関する論文で、複数の画像を切り貼りしたり、同じ写真を加工して別のもののようにみせたりする不正が行われたとしています。
「研究上の不正の疑いがある」という外部からの申し立てを受け、それぞれの大学でおととしから調査委員会を設けて調査していたもので、当時の大学院生など7人も不正に関与し、光山教授が責任者としてチェックや指導を適切に行っていなかったことが不正につながったと説明しています。
光山教授は調査に対し「いずれもケアレスミスであるがチェックが甘かった」と話しているということです。
大学側は、論文の結果そのものに問題はなかったとしていますが、重大なルール違反であり、不正を認定した9本の論文の取り下げを求めるほか、光山教授の処分を検討しているということです。
熊本大学の原田信志副学長は「大学に対する不信感を招く結果となり遺憾だ」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150320/k10010022691000.html
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