2014年4月17日木曜日

市営阿仁(あに)熊牧場で26頭の「ツキノワグマ」が死亡

 春の陽光に誘われ、冬眠から醒めた熊たちを待っていたのは悲しい現実だった。

マタギの里として知られる秋田県北秋田市。市営阿仁(あに)熊牧場では、飼育する91頭のうち、26頭ものツキノワグマが死んだのである。 死因は7頭が老衰やケンカで、残り19頭は未だに不明――。大きいもので体重100キロを超す“野生の王様”に、何が起ったのか。

牧場を管理する市商工観光課の小松武志獣医師は、「牧場が出来て20年以上経ちますが、短期間に多くの熊が死んだのは前代未聞です。3月18日を皮切りに、4月8日までの3週間で19頭を失いました。冬眠を終えた熊は3週間ほど寝ては起きての繰り返しで体を慣らしますが、今回は雌の熊だけが、目醒めた2、3日後には痙攣に似た症状を起し、最後は立てなくなって息絶えたのです」 当初は細菌に感染したのではないかと疑われたが、「死んだ熊を県の施設に送り検査しました。最終結果は出ていませんが、ウイルスの可能性は低いと聞いています。解剖でも目立った所見は見られません」(同)

一方で、同牧場にいる“ワケあり熊”との関連性を指摘するのは地元記者で、「一昨年、従業員2名が熊に襲われ死亡、廃業した秋田八幡平クマ牧場の熊25頭すべてを引き取ったことで、環境が変わったのではないか。ヒグマ19頭は7月に公開予定の新クマ舎に隔離され無事でしたが、ツキノワグマは元々いた熊と一緒に飼育されていました」

だが、市は新たな熊が加わったことによるストレスが原因なら、もっと前から異変が起きていたと因果関係を否定する。小松氏は、
「冬眠中の熊は蓄えた脂肪を栄養源に絶食しますが、今回は目醒めてから活動期への切り換えが上手くいかずに、脂肪から出る有害物質を代謝できなかった疑いもある。そもそも熊が冬眠する仕組みが解明されていない以上、真相究明には時間がかかると思います」
北大の研究者が現地入りして調査に乗り出すという。

http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/tachiyomi/20140417_1.html


site:tokumei10.blogspot.com クマ牧場



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