2013年9月17日火曜日

国連報告書:サリン使用を確認


国連報告書:サリン使用を確認 シリア市民対象、大規模に
毎日新聞 2013年09月16日 19時57分(最終更新 09月17日 01時02分)

 【ニューヨーク草野和彦】シリアでの化学兵器使用疑惑で、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は16日午前(日本時間17日未明)、国連調査団の報告書を加盟国に提示した。首都ダマスカス郊外の反体制派の支配地域で8月21日、多数が死傷した事件に関するもので、報告書は内戦下のシリアで「子供たちを含む市民に対し、比較的大規模に、化学兵器が使用された」として、化学兵器による攻撃だったと断定した。使われたのは神経ガスのサリンだったと指摘した。

 中立の立場の国連が、シリアでの化学兵器攻撃を確認するのは初めて。調査団には誰が使用したかを特定する権限はないが、「市民に対する化学兵器の使用」という事実を明らかにすることで、アサド政権による攻撃だったことを示唆する内容といえそうだ。

 報告書は、調査団が現場で採取した試料について「神経ガスのサリンを含んだ地対地ミサイル弾が使用されたことを示す、明らかで説得力のある証拠だ」と強調している。

 米国は独自調査の結果、ダマスカス郊外での攻撃でサリンが使用されたことを主張していたが、これが裏付けられたことになる。

 シリアの化学兵器を巡っては米国とロシアが国際管理下で廃棄することで合意。国連の調査結果も踏まえ、合意に拘束力を持たせる国連安保理決議案の議論が本格化する。

 化学兵器禁止機関(OPCW)のメンバーら約20人で構成する調査団は8月26日から計4日間、現場で試料を採取し、被害者らとも面談。スウェーデン人科学者のセルストロム団長が15日、事務総長に結果を報告した。

 事務総長は16日、安保理の非公式会合で報告書について説明。報告書は同日中に、国連のウェブサイトにも掲示される。
http://mainichi.jp/select/news/20130917k0000m030021000c.html

米と露によるGood Cop Bad Cop作戦大成功ですなあ・・・(爆wwwww

さてトンスル世界大統領率いる国連の世界のポリスマンとしてのお手並み拝見。(爆wwwww

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