2013年8月8日木曜日

ウィズ・アセット・マネジメント

イベント投資、虚偽説明で集めた100億消失か

イベントなどへの投資を行う事業型ファンドの販売会社「ウィズ・アセット・マネジメント」(東京都渋谷区)が、虚偽の事業内容を告げるなどして投資家から資金を集めていたとして、証券取引等監視委員会は、金融商品取引法違反の疑いで同社に行政処分を科すよう金融庁に勧告する方針を固めた。

同社は数年間で約100億円の資金を集めていたが、多くは消失しているとみられ、監視委は4月から同社を検査していた。

関係者によると、ウィズ社は、展示会などのイベント事業に投資するファンドへの出資を勧誘していたが、集められた金は事業などに投資されず、他に流用されていた疑いがあるという。また、ファンド内では、顧客の出資金と自らの財産などを分別して管理しなければならないが、分別しないまま経費などに回されていた疑いもある。

これらのファンドは、事業ごとに会社を設立していたが、監視委は、ウィズ社とファンド各社は一体だったとみている。
(2013年8月8日07時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130807-OYT1T01581.htm




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