明暗分かれた“師弟” 石川被告「最高裁で闘う、議員は続ける」
2013.3.13 23:06 (1/2ページ)
「生活の党」の小沢一郎代表(70)の無罪確定から約4カ月。政治資金収支報告書への虚偽記載をめぐり、ともに政治資金規正法違反罪に問われた“師弟”の明暗は分かれた。衆院議員の石川知裕被告(39)ら元秘書3人を1審に続き有罪とした13日の東京高裁判決。無罪を訴え続けてきた石川被告は「不当で納得できない」として判決直後に上告し、小沢氏は「国家権力の乱用だ」と不満をあらわにした。
「高裁が新たに提出した証拠の大多数を却下し、十分な調べをしないまま有罪判決を出したことは極めて不当で強い憤りを感じている」。石川被告は判決後に開いた裁判報告会で、支援者らを前にこう訴えた。
控訴審で弁護側は新たな事実取り調べを求めたが、高裁は大半を却下。石川被告の被告人質問も1審判決後の事情に限定して行われ、控訴審はわずか2回で結審、判決の日を迎えた。
黒いスーツにストライプのネクタイ姿で会見に臨んだ石川被告は冒頭、「水谷から5000万円を受け取った事実はない」と、1審に続き2審でも認定された中堅ゼネコン「水谷建設」からの裏献金を否定した。
有罪が確定すれば、議員バッジを外すことになる。「最高裁で闘う。議員は続けて職責を果たす」と上告審に望みをつなげ、「意図的に政治資金規正法に違反したわけではない。仮に記載ミスがあったとしても、公民権が停止され、議員の職を失うほどのものなのか」と続けた。
元私設秘書、池田光智被告(35)の弁護団は「故意も共謀もなく、無罪が相当な事案」とのコメントを発表。控訴審で被告人質問が行われなかった元公設第1秘書の大久保隆規被告(51)の弁護団は「裁判を受ける権利を全く無視している」とし、上告を協議していることを明かした。
一方、すでに無罪が確定した小沢氏は「驚くべき判決で極めて遺憾」とコメント。「法務・検察官僚が国家権力を乱用して強行した不当な捜査でありそれに基づく裁判にほかならない」と司法批判を展開した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130313/trl13031323070008-n2.htm
国家権力を乱用し、検察が意図的に大部分の証拠が却下されるように工作してくれたお陰で得た国策無罪判決自体の根拠が「秘書のせい、自分は知らない」、即ち三人の秘書の有罪認定あってのものなのに良く言うよ。(w
要するに3人の秘書に全ての責任をなすりつけた小沢に秘書の判決をとやかく言う資格は無いわけですよ。(爆w
石川議員の辞職勧告に言及 公明政調会長
二審の有罪判決受け
公明党の石井啓一政調会長は13日の記者会見で、石川知裕衆院議員の議員辞職勧告決議案を提出する可能性に言及した。東京高裁が同日、小沢一郎生活の党代表の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で元秘書の石川氏に有罪判決を下したことを受けて「今後、検討すべき事項かもしれない」と述べた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1302S_T10C13A3PP8000/
石川知裕衆院議員の議員辞職勧告決議案の提出は本来は民主党が行うべき事なんですよね。(w
こういふ肝心の事をして小沢や鳩山界隈の不自然なカネの流れを明らかにしない限り「政治とカネ」問題は終らないわけです。(w
0 件のコメント:
コメントを投稿