2013年1月29日火曜日

核ドリームアイランド@シベリア

福島も見習うべきですなあ・・・(爆w



UPDATE1: 東芝や仏アレバ、英ウラン濃縮会社買収を検討=関係筋
2013年 01月 22日 08:43 JST

◎英政府や独RWEなど、ウレンコ株売却に前向き オランダ政府は「検討していない」
◎アレバや東芝がウレンコ株取得を検討=関係筋
◎プライベートエクイティのKKRとCVCも関心示す=関係筋
◎ウレンコの価値 推定25億─36億ユーロ

[ロンドン/ベルリン 21日 ロイター] 業界関係筋が明らかにしたところによると、仏原子力大手アレバ(AREVA.PA: 株価, 企業情報, レポート)や東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)が英ウラン濃縮会社ウレンコの買収を検討している。ただ、ウレンコに共同出資する英独、オランダの間では同社の今後をめぐり見解が分かれているという。
英国は保有するウレンコ株33%の売却に前向きで、ドイツの電力・エネルギー大手RWE(RWEG.DE: 株価, 企業情報, レポート)とエーオン(EONGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)も共同で保有する33%株式について買い手候補と協議しているが、オランダ政府は売却を検討していない。
アナリストはウレンコの企業価値を25億─36億ユーロと試算しているが、売り手の間では最大120億ユーロでの売却を狙う向きも見られる。
アレバと、米原子力大手ウエスチングハウスを傘下に置く東芝はいずれもコメントを差し控えた。



ウレンコは1971年のアルメロ条約に基づいて設立され、その形態上、いかなる取引にも3カ国の合意が必要となる。

ある業界筋は、ウレンコ株主の間で活発に議論が行われているものの、各国の思惑の違いや条約に絡む複雑な問題を踏まえれば、年内に事態が進展しない可能性は十分あると述べた。
英民間企業・技術革新・技能省の報道官は、英国がウレンコ株の売却を検討していることを明らかにし、政府として他の株主と選択肢について話し合っているとした上で、現時点で正式な立場は固まっていないと述べた。買い手候補からの打診についてはコメントを差し控えた。
オランダ経済省の報道官は独RWEとエーオンがウレンコ株売却に向けて買い手と協議していると明らかにする一方、オランダ政府としては保有するウレンコ株33%の売却は検討していないと述べた。
エーオンとRWEはコメントを差し控えた。

<強い関心 PEも取得名乗りか>

株主間の見解の相違にもかかわらず、複数の関係筋によれば、ウレンコには既に強い関心が集まっている。
ある業界筋によると、仏アレバはウレンコへの出資に前向きで、野村をアドバイザーに起用した。既に関心は表明しているものの、株式売却のプロセスが正式に始まっていないことを踏まえ、買収提案や実質的な接触にはまだ踏み切っていないという。
また、20日付の英紙サンデー・タイムズは、東芝がウレンコへの買収提案を検討していると伝えた。
業界専門家は、東芝にとってウレンコ買収は極めて論理的であり、高値での取得も辞さない可能性があるとの見方を示した。
原子炉から燃料、廃棄物処理まで手掛けるアレバとは異なり、東芝傘下の米ウエスチングハウス(WH)は原子炉を事業の中核としている。フランスのベテラン原子力業界関係者は「WHは間違いなく、核サイクル全体を通じたサービス提供を求めている」と述べた。
一方、金融市場筋はプライベートエクイティのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)(KKR.N: 株価, 企業情報, レポート)とCVCもウレンコに関心を持っていると話した。
アレバ株は21日、1.67%高の14.645ユーロで引けた。

http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTK831601520130121

ドイツ政府、ウラン濃縮会社ウレンコ株の売却を認める
2013年 01月 23日 14:54 JST

[ベルリン/アムステルダム 22日 ロイター] 英国、ドイツ、オランダが共同で出資するウラン濃縮会社ウレンコの株式をめぐり、ドイツ政府は、同国の電力・エネルギー大手RWE(RWEG.DE: 株価, 企業情報, レポート)とエーオン(EONGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)による保有株の売却を認めた。

独経済技術省は独議員の質問に対する回答書の中で「英政府やRWE、エーオンも保有株の処分に関心がある」と指摘。いかなる売却でも核拡散防止条約を尊重しなければならないと付け加えた。

業界関係筋が21日に明らかにしたところによると、仏原子力大手アレバ(AREVA.PA: 株価, 企業情報, レポート)や東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)がウレンコ10+ 件の買収を検討している。

ウレンコには、英政府やオランダ政府、RWEとエーオンが出資している。

オランダ政府は売却を望まないとの立場を強調しているが、ウレンコの株主構成に詳しい関係筋によると、オランダ当局が拡散リスクはないと判断すれば、英独が保有する株式の売却は可能となる見込み。

オランダ経済省の報道官は「われわれは現在の株主構成に全面的に満足している。ウレンコ10+ 件はウラン濃縮に関わっており、こうした情報は安全な環境下で管理することが最善だと考えている」と述べた。また、オランダ政府には英独政府と同じようにいかなる売却にも拒否する権利があると指摘。ただ、具体的な提案がなかったため、これまでに行使したことはないとしている。

<東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)は福島事故前に買収を検討>

ウレンコ10+ 件は1971年のアルメロ条約に基づき、英国、ドイツ、オランダによって設立された。

このうち、ドイツ政府は脱原発を決めたことを受け、保有株をRWEとエーオンに売却した。

RWEのシュミッツ最高執行責任者(COO)は22日、「ウレンコはわれわれの中核事業の一部ではない」と述べたが、保有株の売却計画の有無や、協議しているかどうかについてはコメントを拒否した。

事情に詳しい複数の関係筋によると、ウレンコと株主は売却に向けた準備を開始した。

銀行筋がロイターに明らかにしたところによると、ウレンコはアドバイザーとなる投資銀行を模索しているという。

東芝に近い関係筋によると、東芝は東日本大震災に伴う福島原発事故の前に買収を検討していた。ウレンコを買収する計画は現時点ではないものの、パートナー企業が見つかれば共同で買収することを検討する可能性があるという。

元ウレンコ幹部のパトリック・アップソン氏は、複数企業によるコンソーシアムが英独保有のウレンコ株66%を買収する準備ができていると述べた。

アップソン氏は、ウレンコの企業価値を売却条件により約100億ユーロ(133億ドル)と見込む。コンソーシアムは、オランダ政府が保有株の売却を決めれば、100%の買収を検討するという。

世界原子力協会(WNA)のデータによると、ウレンコは、ロシアのテネックスに続き、業界2位。以下、米USEC(USU.N: 株価, 企業情報, レポート)、アレバが続いている。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE90M02O20130123

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

arevaと中国が東芝の原子力部門を買い叩いたら・・・
australia china uranium