2012年12月31日月曜日

安倍首相は脱極東亜路線





首相、日米軸「価値観外交」…アジア連携重視

安倍首相が読売新聞との単独インタビューで語った外交方針は、第1次安倍内閣(2006年9月~07年9月)当時に掲げた「価値観外交」を、厳しさを増す安全保障環境に応じてさらに発展させるものだ。

首相は国益重視の立場から、民主党政権で揺らいだ外交を早急に立て直す考えだ。

「自由、民主主義、基本的人権。こうした価値観を共有する国との関係を深め、価値を広げていく。この理念に変わりはない」

首相は28日のインタビューでこう語り、インドや豪州など価値観を共有する国と連携を強化する価値観外交の推進を強調した。

さらに「アジア情勢が緊迫している。北朝鮮のミサイル、中国の海洋での振る舞いがある」とし、北朝鮮の問題に加え、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題など中国の挑発的行動に懸念を表明。「2国間関係だけをみるのではなく、地球儀全体を俯瞰(ふかん)しながら戦略を考えるべきだ」と指摘した。

首相は言葉通り、28日には豪印露、インドネシア、ベトナムなどの首脳と相次いで電話で会談。首相周辺は「これらの地域の大国を結ぶと、中国をすっぽりと取り囲む形になる」と解説する。「中国包囲網」を連想させることで、中国に外交的な圧力をかける狙いもあったようだ。

第1次安倍内閣では、東南アジアや中央アジアなどの民主主義国を支援する「自由と繁栄の弧」構想をもとに価値観外交を推進し、アフガニスタンなどの地域の安定化や、日本としての資源の確保を目指した。首相側近は当時と比較して、「軍事力を増す中国が南シナ海や東シナ海で挑発行為を繰り返して地域の不安定要因となっている点が大きく違う。沖縄県の尖閣諸島を巡る問題で日中も緊張関係にある」と指摘。この間、民主党の鳩山政権が「東アジア共同体」構想を唱え、日米同盟やアジア外交を迷走させたこともあり、対中戦略を重視した外交の立て直しが急務だとしている。

首相は価値観外交で日本の外交基盤を強めたうえで、中国との間で互いに共存共栄を図る「戦略的互恵関係」を追求し、日中関係の改善を図りたい意向だ。

さらに、ロシアやインド、ベトナムなどとの関係強化は、経済的な利益につながる可能性が高い。資源の確保や高い技術を持つ日本のインフラなどの輸出先として期待できる点も重視しているとみられる。
(2012年12月29日16時02分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121229-OYT1T00441.htm

→価値観を共有する国との関係を深め


韓国人、北朝鮮人と中国人とは価値観を共有してないんですよ、大多数の普通の日本人(ペンギン)は。(爆w




、、、(w

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ミャンマーとパキスタン。

ミネ さんのコメント...

ビバ、トリモロスとなったワケっすね
憂いが減るのは良い事です

南極バナナバーってグリコで出してたんだね

匿名 さんのコメント...

http://tokumei10.blogspot.mx/2012/09/blog-post_7721.html

https://www.youtube.com/watch?v=LTYvjrM6djo

http://tokumei10.blogspot.com/2012/12/blog-post_9249.html

https://www.youtube.com/watch?v=9MAez6oC5F4

こうかなシンゾーさん(w

匿名 さんのコメント...

麻生氏、積極支援表明へ 2日からミャンマー訪問

 麻生太郎副総理兼財務相は1月2日から、民主化と経済発展が進むミャンマーを訪問する。麻生氏は3日にテイン・セイン大統領と会談、円借款に加え民間投資拡大などで積極的に支援を継続すると表明する。

 安倍政権は、成長するアジア経済圏を取り込むことで成長を加速させる戦略を描いている。首相経験者である麻生財務相による訪問で、アジアで日本の存在感を高める外交戦略をアピールする。

 ミャンマーには豊富な天然資源と労働力があり、各国が関係を強化しようと競っている。日本政府は来年1月にミャンマー向け延滞債務約5千億円を解消し、早い時期に500億円規模の円借款も再開する。麻生氏が資金支援の継続を約束し日本企業のさらなる参入を後押しする。麻生氏は第2次大戦の戦没者が埋葬された日本人墓地も訪問し、5日に帰国する。

月夜 さんのコメント...

>脱極東亜路線

シンゾーちゃんはこれを遂行しなければ、また腹痛で途中下車ですよー。

匿名 さんのコメント...

「戦場にかける橋」泰緬鉄道ミャンマーで再生へ

第2次大戦中に旧日本軍がタイからビルマ(現ミャンマー)へ軍事物資を輸送するために建設した泰緬鉄道のルートに、ミャンマー政府が新たに鉄道と幹線道路を建設する計画であることが、明らかになった。

 建設に動員された捕虜などが多数犠牲になり、今も「死の鉄道」と呼ばれるが、政府はタイとアンダマン海側を結ぶ「貿易鉄道」として再生し、少数民族地域の経済浮揚を図りたい考えだ。

 旧泰緬鉄道のビルマ側は大戦後、大半が少数民族武装勢力の新モン州党(NMSP)やカレン民族同盟(KNU)の支配地域に入り、廃線状態となった。だが、政府が昨年、NMSP、KNUと停戦協定を結んだため、鉄道ルートの活用が可能になった。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130101-OYT1T00252.htm?from=ylist