自民党総裁選における影の主役は、大阪市の橋下徹市長と、東京都の石原慎太郎知事だった。橋下氏の野望を利用して、天下獲りを狙った石原父子が、小細工をしすぎて自滅し、逆に、橋下氏のお株を奪った安倍晋三元首相が漁夫の利を得た。
石破茂前政調会長は健闘したが、もともとチャンスがなかったし、今回の政治的な遺産をいかに生かし得るかも展望がない。
石原知事の戦略が、自分が総理になるためのものか、長男の伸晃氏を自民党総裁にするためのものかは、本人にしか分からないことだ。伸晃氏にも、うかがい知ることができなかったと思うが、「できれば自分が総理になりたい。しかし、伸晃でも頼りないが仕方ない」ということだったのでないか。
最初の誤算は、亀井静香、平沼赳夫両氏らとの新党づくりが成功せず、自前の軍団を持てなかったことだ。このことは、橋下維新と合流しても主導権を持てないことを意味した。そこで、伸晃氏を自民党総裁にすれば、橋下氏との連携が容易であると、自民党員に期待させることを狙ったのだろう。
沖縄県・尖閣諸島の問題は、本来はそれほどの重要事ではなかった。単に「不法上陸した中国人への、民主党政権の処置が手ぬるいという、一般国民の感情に迎合すれば受けるだろう」という程度の話だったのだろう。
だが、不幸なことに、東京都による尖閣買い上げという奇策が世論から大歓迎されてしまった。また、その成功がゆえにとんでもない大反発が中国から出てきた。しかも、政府も買い上げに動いて競合したとき、都は価格鑑定と議会の議決なしには買えないという制約が障害になって、所有者が政府に売ってしまうという誤算も生じた。
そして、中国における反日運動の高まりを見て、国民の多くは石原知事の勇ましい呼びかけに賛成したことを後悔し始めた。
一方、伸晃氏は十分に待望論が盛り上がらないまま、谷垣禎一前総裁に反旗を翻し、「平成の明智光秀」という致命的なレッテルを貼られた。しかも、総裁選の論戦では、石破氏、町村信孝元官房長官、林芳正政調会長代理に比べて政策理解の低さや、安倍氏に比べての分かりにくさを露呈して自滅した。
それでは、安倍新総裁の誕生によって誰が得をし、損をするのか。
一言で言えば、「橋下氏は絶体絶命の危機」で、「民主党には願ってもない再生のチャンス」が生まれそうだ。その理由については、明日、書きたい。(徳島文理大学教授)
■八幡和郎(やわた・かずお) 1951年、滋賀県生まれ。東大法学部卒業後、通産省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任し、退官。作家、評論家として新聞やテレビで活躍。徳島文理大学教授。著書に「本当はスゴい国? ダメな国? 日本の通信簿」(ソフトバンク新書)など。
× 中国における反日運動の高まりを見て、国民の多くは石原知事の勇ましい呼びかけに賛成したことを後悔し始めた。
○ 中国で習ちゃんを通じてSSBT OD05 OMNIBUS ACCOUNT-TREATY 銘柄企業の安全確保は手配済みだったにも関わらず、習ちゃんが何故か2週間もトンズラしてしまいその間、反日デモが発生しそれらの企業が襲撃されてしまい更に日中友好40周年記念行事も中止になり石原閣下を支持してた連中が皆、なみだ目になってしまった。(爆w
ユニクロ@ファーストリテイリング@亀ちゃんのお友達は例の売国張り紙で逃げ切ったようですけどね。(爆w
7 件のコメント:
人民元、最高値更新
9月28日の上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで反発し、一時、1ドル=6.2835人民元を記録した。これは1994年に中国当局が国内の外国為替市場(中国外貨取引センター)を設立して以降の最高値となる。終値も6.2849元で、最高値となった。
上海外為市場は国慶節休暇で 9月30日から10月7日まで休場する。
現代の偉人、感謝こそすれ文句のあるはずもない。ブログでグチャグチャ言ってるお前は死ねよ、と言っとく
イノセを副知事にする辺り、
後継の人材に恵まれてないてのはあるのかも
勇ましい事を言うことでお金が集まる、という
事が偉人の条件。
かつての日本であれば、箒と塵取は
大忙しでしたな。
騒ぎを起こして自らは利を得、鎮火もしない
のであれば、瀬島龍三と同じ。
>感謝こそすれ
宗教法人認定ですねわかりますwww
Information Centre for Human Rights and Democracy 香港
http://www.hkhkhk.com/english/indexen.html
古賀さん、伸晃さん推してたね
時の潮騒: 日本と世界をめぐる父と子の14の対話
https://books.google.co.jp › books
石原慎太郎 - 2001
本来ならとくに死んでいる筈なんだが、現代科学の所産である人工呼吸器のおかげで、いわ「しかしそんな人間がよく生きていられるなあ」た患者の脳はもう中で豆腐を崩して ... が無く杉本教授の言葉をそのまま借りれば、脳死というのはレスピレタが発明されて初めて出現した状態で、それ以前にら人によてはレスピレタの事を人命推進機とさえ呼んでいるよ。
石原慎太郎氏、美木良介考案の「ロングブレスダイエット」で「毎日2キロ、大股で歩けるようになりました」 : スポーツ報知
Dec 27, 2019 · 元東京都知事の石原慎太郎氏(87)が27日放送のTBS系「中居正広のキンスマSP」( 金曜・後9時)にVTR出演。俳優・美木良介(62)が考案した「ロングブレスダイエット」を実践した結果、「歩く ...
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