【党首討論詳報】(8完)
山口那津男・公明党代表「総理、あなたの元秘書である勝場さんの、勝場被告人の判決が、明日、下されます。起訴事実について争っていませんので、有罪は免れないと思います。連休明けにも、この判決は確定するでありましょう。そして、今、鳩山さん自身、あるいは小沢(一郎)幹事長をめぐる検察審査会の行方も含めて、今、『政治とカネ』に関して、厳しい国民の視線が向けられております。前回おたずねしたことについて、必ずしも明確にお答えになりませんでした。今日、これから2点、簡潔に問いますので、簡潔に、明確にお答えいただきたいと思います」
[フォト]首相「私という政治家がいなければ勝場君も…」
「まず、1点目は、勝場元秘書を、国会の証人喚問、または参考人招致。これに総理自身が積極的に説得すべきである。出席するように積極的に説得すべきである。この点が1点。そして2点目は、この刑事裁判に提出している資料。これを取り戻したうえで、国会に提出して正確に国民の皆さんに説明をする。この2点。まさに総理が自らリーダーシップを発揮すれば、解決できる問題なんです。いかがですか」
鳩山首相「山口代表にお答えをいたしますが、山口代表とも思えないご質問でございます。すなわち、簡潔に申し上げるという簡潔な話でもありません。ご覧の通り、勝場元秘書は昨年の6月に私が解雇をいたしました。それ以来、一切の連絡はとってはおりません。したがって、これは完全に独立した個人の話でございます。したがいまして、どうぞ、国会のなかで、必要であれば、その旨を国会のなかで、お聞きをいただきたいと思いますし、そのなかで、私の果たせる役割があれば、そのように、役割も果たしてまいりたいと思いますが、国会で当然のことながら、しっかりとお決めいただきたいと思います」
鳩山首相「それから、書類の提出の話もございました。このことに関しても、私はまだ明日の判決がどのようになるかということの前の話でございますが、提出されたその書類が多分、明日になれば、返してもらえることになろうかと思っています。この書類に関しては前から申し上げておりますように、弁護士に対して、『私はしっかりこれを検査しなさい。勉強をしなさい』ということは、申しております。そうやってもらえると思います。そして、当然のことながら、政治資金の規正法に基づいて、判断をして、正すべきところはしっかりと収支報告書など、正さなければならないことも、言うまでもありません。それはしっかりと行って参ります。個人のプライバシーに関して、いまだかつて、さまざま、色々な問題を犯した者といえども、決して個人のプライバシーにかかわる資料を提出したことはないかと思っております。いずれにしても、このことに関して、しっかりと国会でおたずねがあれば、そのことに関して、私としても努力したいと思っておりますが、これは検察が判断をして、結果を出した話でありますだけに、基本的には、資料の提出などというものは、必要のないものではないか。そのように私は考えております」
山口氏「鳩山さん。あなたはね、辞めた人間だから、私は知らない。国民の皆さん、よく聞いていただきたいと思う。そして、資料も国会に出すつもりがない。しかし、前回、私が引用した通り、これは、あなたが、予算委員会で書類を取り戻して、国民の皆さんに見ていただいて、正確に説明をすると。こうやって自ら述べていたではありませんか。今の答えには、とうてい納得できません。ぜひ、この今の回答を国民の皆さんに、よく知っていただいて、しかるべき判断をしていただきたいと思います」
4月21日18時5分配信 産経新聞 記事の一部抜粋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100421-00000587-san-pol
そもそも2005年にルーピーは母親からの複数の政治団体への個人献金上限枠を超えた違法献金を指摘され、更にその件が報道されてたわけでてたわけで、母親からの巨額こども手当ての存在を知らなかったという事自体が明らかな嘘なわけですよ。(爆w
何で国会で誰もこの事実を指摘しないのでしょうかね?(爆w
PS
更においらは鳩山由紀夫の奥様が暴力団に花田順正税理士の殺害を依頼したとの思いをいただきました。(爆w
更においらは鳩山邦夫と井上和子の巨額脱税を摘発しないよう鳩山安子さんと総理大臣が税務署に圧力をかけてるとの思いもいただいております。(爆w
3 件のコメント:
首相と幹事長を逮捕して欲しいという思いを検察はいただいているはずですが…
違法行為をし、地元に注意される度、手を変え品を変えていた事は森まさこ議員が追及していましたよ。相手はルーピーですので、糠に釘でしたが…orz 加えて、鳩山システムですし。
鳩山首相は21日の党首討論で、自らの偽装献金事件に関する資料の国会提出を拒否し、
提出に前向きだったこれまでの国会答弁をあっさりと覆した。
首相の言葉の軽さと、「政治とカネ」の問題に関する鳩山政権のかたくなな態度があらわになった。
首相が資料提出について、「必要ない」と言い切ると、「えーっ」と驚く声が上がった。
資料提出を求めた公明党の山口代表は「国民の皆さんに見ていただいて、正確に説明すると述べていたではありませんか」とあきれた表情を見せた。
提出しない理由について、首相は「プライバシーにかかわる資料を提出したことはない」などと説明した。
偽装献金事件は、首相の実母が提供した巨額の資金を、個人献金などに見せかけて首相の資金管理団体の収入にしていたものだ。
首相の元公設第1秘書・勝場啓二被告らが政治資金規正法違反に問われた。
首相は討論で、勝場被告の国会招致に協力を求められても、「一切連絡はとっていない。国会でお決めいただきたい」と拒否した。
「政治とカネ」の問題で、与党はこれまで関係者の国会招致や資料提出など野党の要求を一貫してはねつけてきた。
その中で、首相は関係資料の提出について、
「すべてが終わってから(検察に)書類の返還を求め、皆様方に見ていただきたいと考えている」(3月3日の参院予算委員会)などと前向きの答弁を繰り返していた。
22日には、東京地裁で勝場被告の判決が出る予定だ。
野党では「判決で完全に幕引きにするため、首相も与党の強硬路線と歩調を合わせることにしたのだろう」という声が出ている。
山口氏は討論後、記者団に、
「過去の国会の発言と比べ、中身が明らかに後退している。最終的には国民に選挙で判断してもらうことになる」と述べ、
夏の参院選に向け、首相の「ぶれ」を追及する考えを示した。
ソース 読売新聞 2010年4月22日09時14分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100422-OYT1T00202.htm?from=main1
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