ユニオンホールディングス社長ら９人逮捕

ユニオンホールディングス強制捜査か？大阪府警と証取監視委員会
http://antikimchi.seesaa.net/article/131885937.html

の続報ですね・・・

相場操縦容疑：ユニオン社社長ら９人逮捕　大阪府警

　精密機器メーカーの持ち株会社「ユニオンホールディングス」（東証２部、東京都板橋区）の株を巡る相場操縦事件で、大阪府警捜査２課は４日、証券取引法（現・金融商品取引法）違反（相場操縦）容疑で▽ユ社社長の横浜豊行（５３）＝東京都港区▽投資会社社長の桑名利夫（５５）＝東京都江戸川区＝の両容疑者ら計９人を逮捕した。府警は証券取引等監視委員会と合同でユ社本社などを捜索しており、実態解明を進めている。

　捜査関係者によると、他の逮捕者は、大阪の元証券外務員の小口晃容疑者（５３）＝長野県岡谷市＝ら。容疑は０７年４月ごろ、ユ社株について、「仮装売買」など不正な取引を繰り返したとしている。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091105k0000m040133000c.html

横浜豊行氏は長銀破綻の原因とも言われてるイ.アイ.イの高橋治則氏の弟子ですね。

故高橋さんはちゃんと下記のAKC相関図の右下の方に登場されてたりするわけです。（ｗ

押尾学・酒井法子事件の中心に小沢一郎 via kwout

で、長銀の言えば最近注目されてる新ゆうちょ銀行の社長さんだったりするわけです。（ｗ

丸石自転車元監査役で飯倉HD取締役でﾊﾞﾘｭｰｸﾘｴｰｼｮﾝ役員の高井俊成氏 via kwout

インベストサイゴンのオーナーで、ジェイ投資事業組合の桑名利夫氏はバナーズや大盛工業界隈でも暗躍されてたり自民の後藤茂之議員に献金されてたりするわけですが・・・

で、ユニオンHDは草月系でしてOHT鉄砲事件とかトランスデジタルとかケイマンとかバージンとかアレなわけですよ。（ｗ

OHT事件といえば確か真珠宮ビルのオーナーさんの弁護されてた椿弁護士・・・（でしたよね？）。
で、真珠宮ビルと言えば後藤さんと西岡さん・・・

で、故高橋治則氏は米津等史氏もよくご存知の学ちゃんじゃないほうの小沢一郎さんが非常によくご存知な誰かさんの後援会会長でしてその方は大分県繋がりで大光の大賀社長とかもご存知ではないかと・・・（爆ｗ

●バナーズをめぐる恐喝事件の背後に広がる「深い闇」
NO.618 2009.3.15
　東証二部に上場する不動産賃貸会社のバナーズの株式を巡り、指定暴力団山口組とかかわりが深いとされる3人が、バナーズ代理人を脅迫したとして逮捕された。
　3月に入って報道されたこの恐喝事件について、証券関係者が口を揃えてこう語る。
「逮捕されたのは被害者。カネを取り戻しに行って、多少、きついことを言ったかも知れないが、恐喝というほどのことはない。むしろ同じ手口で儲けている小林（達也）の方が問題だ」（中堅証券幹部）
　小林達也氏とは、証券界で「箱根筋」と呼ばれる著名な仕手。決して表に出ることはないが、過去、幾つもの仕手戦に参加、最近はワールド創業者の畑崎広敏氏と組むことが多い。小林氏のことは後述するとして、事件を振り返ってみよう。
　問題となったのは、バナーズが2007年10月29日の払い込みで行なった、5000万株の第三者割当増資である。発行価格は1株34円。この増資によりバナーズは17億円を調達、「社債の償還と内外有望企業のM&A資金」に充てると発表した。
　第三者割当増資の引受手は、ベトナム投資を行なっているというふれこみのインベストサイゴン（本社・東京都港区）だが、ここに資金がないことが、トラブルの原因となった。
「インベストサイゴンのオーナーは、ジェイ投資事業組合などを持ち、業績不振企業の調達を支援することで知られる桑名利夫です。『箱根筋』の小林は、バナーズのオーナーとなっており、旧知の桑名を通じて資金繰りをつけようとしたが、バナーズにまともに投資する人はいない。そこで桑名は小林の配下の柴田文徳と組み、金融業者からの株担保融資で乗り切ろうとしたんです」（事情通）
　この融資に応じたのが、神商グループの永本一桂氏とワシントングループの河野博晶氏である。いずれも、この種の調達を得意とする株のプロ。34円の株を半年後に40円で買い戻すという約束のもとに、両者は桑名氏への株担保融資に応じた。桑名氏も手数料を抜くから正確な利回りは出せないが、会社側（柴田氏）が保証する半年で10数%の利益が出る「おいしい商売」だったことは疑いない。
　しかし、調達に絡む思惑の違いから、増資直後に売り逃げた人間がいて、株価が暴落したことで小林・柴田サイドは開き直り、株を引き取らない。そこで、この案件を永本氏に勧めた本多俊郎氏が、永本氏の会社で役員を務める前野森幸、金武雄氏を伴って柴田氏に会い、厳しく回収を図り、6000万円を受け取ったことが恐喝とされた。
　報道では、「暴力団が追い込みをかけるぞ」といった言辞を弄したとされる。株の世界でこの種のトラブルは日常茶飯事ながら、株担保融資で契約書類まで交わしているだけに、経緯を知る証券関係者は、「返さない方が悪い」と、小林氏サイドを攻める。
　ただ、摘発した警視庁渋谷署の狙いは、貸金トラブルにはなく、山口組の幾つかの組にパイプを持ち、短期金融のプロとして、証券界では圧倒的なパワーを持つ永本一桂氏にあった。暴力団から芸能界までに幅広い人脈を持ち、グレーゾーンの金融の世界をリードする永本氏は、捜査当局にとってもスター。配下の逮捕をきっかけに、永本氏に駆け上がる準備を進めている。
　一方で、小林氏も安閑とはしていられない。警視庁は味方についてくれたが、増資を名目に株で短期金融をつけるという行為が、上場企業で許されるわけはなく、永本、河野両氏のサイドは、逆に刑事告発の準備を進めている。
　また、事件の人脈は、弊誌が前号（No.617）の「証取委の次のターゲットとなった『資本のハイエナ』の正体」につながっているだけに、証券界の「深い闇」に光をあてる捜査になりそうだ。
http://www.gendaisangyojoho.co.jp/cgi-bin/backnumber.cgi?NO=618&BODY=15