シンドラー元社員、住民をエレベーター閉じ込め
2015年08月12日 20時06分
シンドラーエレベータ社（本社・東京）の３０代の元男性社員が６～８月、東京都と千葉県内の都市再生機構（ＵＲ）賃貸住宅で、住民を故意にエレベーターに閉じ込める事故をおこしていたことがわかった。
国土交通省が１２日発表した。事故は計７件に上り、同社は元社員を５日付で懲戒免職処分にした。
同省や同社によると、元社員は東京支社で保守点検業務を担当。業務用マスターキーを使うなどして、住民が乗ったエレベーターの安全装置を作動させ、緊急停止させていた。閉じ込め事故は、６月２８日～８月１日、千葉市や東京都杉並区などのＵＲ住宅で計７件発生、計７人が閉じ込められた。７０歳代の女性が４５分間閉じ込められたケースもあった。
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シンドラー社製エレベーターが急降下、１人軽傷 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150814-OYT1T50108.html
１４日午前１１時１５分頃、熊本県芦北町の県芦北総合庁舎で、シンドラーエレベータ社（本社・東京）製のエレベーターが２階から１階に急降下し、乗っていた清掃作業員の女性（６５）が首を捻挫する軽傷を負った。
県によると、女性は２階でエレベーターに乗り、１階のボタンを押した直後、約４メートル急降下した。扉が開かなくなり、約３０分後、女性と県職員らが扉をこじ開けた。女性のほかに乗っていた人はいなかった。
このエレベーターは１９９３年に設置され、同社から委託された業者が月１回、点検していた。７月２７日の前回点検で異常は確認されなかったという。
2015年08月14日 20時03分
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